携帯の電波はペースメーカーに影響を与えないと総務省が調査報告!

携帯の電波はペースメーカーに影響を与えないと総務省が調査報告!

平成27年10月1日から関東の鉄道会社各社で携帯電話に関する表示が変わったことはご存知でしょうか?

ニュースでも取り上げられたので、目にした方も多いのではないかと思います。今回は、ペースメーカーと携帯電話の電波の関係について紹介します。

1.優先席での表示

今までは「優先席付近では携帯電話の電源をお切りください」という旨の告知でした。

携帯電話が普及した現在、残念ながらこのマナーを守っていた人は少なかったのではないでしょうか。

また実際に事故につながるのか、と疑問に思っていた人も多いと思います。 

今回、総務省の発表を受けて「優先席付近では混雑時には携帯電話の電源をお切りください」との内容になり、使用制限が緩和された形となりました。

2.総務省の発表

総務省は2015年8月28日、携帯電話の電波が心臓ペースメーカーに及ぼす影響についての指針を改訂し発表しました。内容は携帯電話がペースメーカーを誤作動させる恐れは非常に低いというものです。

これまでの調査結果をうけて携帯電話とペースメーカーの距離15cm以上離すべきという指針をまとめています。

携帯電話をペースメーカーに3cm以上近づけたときに一部のペースメーカーで誤作動がでたことから、余裕を持って15cm以上としています。

この調査結果も携帯電話を最大出力にし、かつペースメーカーの感度を最大にしたときの条件であり、15cm以上離れていればほぼ安心と言えます。

総務省は「電車内で携帯電話の電源をオフにするよう求めるマナーがかえって患者の不安を煽ることになっている」と警告しています。

3.今まではなぜ条件が厳しかったのか

携帯電話が普及し始めたのは1990年代後半のことです。この頃には携帯電話の影響も不明なところが多く、より安全を期すために優先席では電源を切るようにされていました。

現在では携帯電話の研究開発も進み、より安全になってきました。また、ペースメーカーの改善も同時に進んでいます。

ペースメーカーは5~10年で交換をしますので、携帯電話が普及し始めた当時のペースメーカーを使用されている方はほぼいないと思われます。

実際に、携帯電話によるペースメーカー誤作動の事故は今まで起きていません。

最後に

いかがでしたか?普通に座席に座っていたり、優先席前に立っている状態で、ペースメーカーからの距離が15cm以内となることはほぼありません。

しかし、ペースメーカーを使用している人にとっては、万が一誤作動を起こせばそれは命の危険に直結します。公共の場で誰もが安心して過ごせるように、マナーを守っていきたいですね。


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