夢への第1歩!看護師になるには何から始めればいい?

夢への第1歩!看護師になるには何から始めればいい?

看護師は子供に就かせたい職業の堂々第1位になるそうです。子供の頃からの夢、手に職をつけたい、就職率がよさそう、看護師になりたい理由もいろいろだと思います。

今回は、看護師になるには何から始めればいいかをご紹介します。

1.正看護師と准看護師

看護師には「正看護師」と「准看護師」があります。正看護師は厚生労働省の国家資格で「医師(歯科医師)の指示に従って診療の補助と療養上の世話などを行う」と法律で定められています。

一方、准看護師は都道府県知事免許で「医師(歯科医師)・看護師の指示に従って業務を行う」と定められています。

実際の業務では仕事上の大きな差はないことが多いですが、賃金や採用状況には大きな差が出ているのが現状です。

准看護師数は減少傾向にありますが、正看護師にくらべ短期間で取得できること、働きながら学べることなどから、准看護師入学課程数は30代以降の方の割合が増えているようです。

日本の看護業界としては准看護師を廃止の動きもあり、准看護師を取得してから進学課程で働きながら正看護師を目指す人も多いです。

2.正看護師になるには

一般的な正看護師になる進路はこのようになります。いずれも卒業して得られるのは看護師国家試験「受験資格」であり、国家試験に合格しなくては看護師になれませんので、気をつけてください!

①看護専門学校を卒業
3年間で看護師国家試験の受験資格が得られます。

②看護短期大学を卒業
看護師国家試験の受験資格のほかに、短期大学士が得られます。養護教諭二種免許が取得できる学校もあります。

③総合カリキュラム校を卒業
看護師養成課程にくわえて、保健師もしくは助産師カリキュラムがあります。

保健師もしくは助産師カリキュラム取得者は卒業時に看護師国家試験受験資格と保健師もしくは助産師国家試験の受験資格を取得できます。

④看護大学・4年制大学の看護学科を卒業
看護師国家試験の受験資格のほかに、学士の学位が取得できます。

保健師もしくは助産師の受験資格が得られます。保健師国家試験に合格した場合は申請により養護教諭二種免許が取得できます。

⑤高等学校衛生看護科(3年)を卒業後、看護短期大学または看護学校(いずれも2年)を卒業
最短の20歳で正看護師国家試験の受験資格が得られます。

※①~③では4年制大学に編入が可能です。
出典:看護医療進学ネット

3.准看護師になるには

①中学卒業(または高校卒業)後、准看護師学校を卒業
准看護師試験資格が取得できます。

②中学卒業(または高校卒業)後、専門学校衛生看護科3年(定時制の場合は4年)を卒業
准看護師試験資格が取得できます

准看護師資格があれば、進学課程を経て正看護師試験資格が得られます。

出典:看護医療進学ネット

4.働きながら資格を取得する

准看護師の場合は働きながら、学校に通うことが可能です。准看護学校の教育課程は次のようになっています。

① 週3日の全日制
この場合時間割は8:30~17:00までと普通の学校と変わらない時間割になります。

よって空いてる曜日でアルバイトをすることが可能です。2年生になれば病院での実習が入ってきます。

② 週5日の半日制
学校によって異なりますが5日制で多い時間割は13:00~17:00の時間帯です。

2年生になれば週3日は病院での実習、残りは学校となる場合が多いようです。

授業の合間にレポートや実習も入ってきますので、生活費の全てを得ようとすると、かなりの体力と時間管理が必要になります。

入学する時点である程度の貯えがあったほうが安心です。

看護医療受験対策協会

5.お薦めは?

私は社会人を経て看護専門学校を卒業し、正看護師になりました。私の学校は高校卒業後ストレートで入学した人が2/3、社会人経験者や短大・大学卒業後入学した人が1/3でした。

就職した病院では専門学校卒の人が3/4、大学卒の人が1/4程度でした。年齢が若くなるにつれ、大学卒の人が多くなっていたように思います。

全国的にみても大学卒の看護師が増えていく傾向にあるようです。

新人看護師は専門学校卒業のほうが技術的には優れていると言われることもありますが、実際には専門学校卒の人も大学卒の人も変わらないと思います。

専門学校でも卒業した学校によっても経験した技術には差がありました。スタートでは多少できるできないの差はありますが、その後の努力による「伸び」のほうがはるかに大きいです。

大学卒のほうが論理的な思考を学んできている、看護研究ができるなどの意見もありますが、これも個人的な差が大きいと私は思っています。

それらをふまえて個人的なお薦めとしては、経済的な理由や1年でも早く看護師になりたい場合は専門学校卒、保健師や学士などの資格も得たい、学生生活を楽しみたい場合は大学卒がいいのではないかと思います。

6.看護師に大切なこと

体力・勉強・論理的な思考・学費など大切なことはたくさんありますが、「心」も大切だと思います。看護師は様々な背景を持った様々な年齢の人と関わります。

専門的な知識・技術を持った専門職ですが、人を相手にする「接客業・サービス業」としての一面もあります。

実習で時折見られるのが、人とコミュニケーションをとることが苦手で患者さんとなかなか話せない学生さんです。年も大きく違う人と何を話したらいいのかわからなくなってしまうそうです。

勉強ももちろん大切ですが、例えばアルバイトやボランティアなどでいろいろな年齢、いろいろな背景の人と触れ合い視野を広げることも大切かな、と個人的には考えています。

最後に

いかがでしたか?現在は看護師になるための道は、多種多様に渡っていますので、自分に合う進路が見つかると思います。看護師の仲間となる日を楽しみにしています!

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