病院看護師の転職先は訪問看護もあり!活躍できる理由とは

病院看護師の転職先は訪問看護もあり!活躍できる理由とは

訪問看護の利用者は、介護保険利用者と医療保険利用者に分けられます。訪問看護の対象者は、医療依存度が高い重度障害の割合が増加しています。少し前であれば、絶対入院対象になっていたような症例も、在宅で管理されるようになってきています。

病院勤務の看護師は訪問看護への転職を迷う傾向にあります。この記事では病院勤務の看護師こそ、訪問看護に転職し力を発揮していただきたい理由を解説しています。ぜひ参考にしてください

病院看護師が訪問看護に抱くイメージ、インタビューしてみた

病院勤務、特に急性期領域の部署、救急外来、手術室で勤務している看護師に、訪問看護に抱いているイメージをインタビューしてみたことがあります。

仕事自体には、興味がある、訪問看護は必要とされていると思う、というイメージが聞かれましたが「訪問看護で働いてみたいと思いますか」という問いに関しては、「働きたくはない」というネガティブな意見が多かったのです。

病院看護師が訪問看護で働きたくないと考える理由の一例は、

  • 病院より医療的処置が少なそうなので、看護師としての技術が鈍りそう
  • 病院で働くことに疲れた看護師が、ちょっと楽をするために選びそう
  • ママさん看護師、パート看護師、扶養控除範囲内で働きたい看護師が多そうでめんどくさい
  • 訪問看護に行ったら、病院への再就職は難しそう

これらはあくまでも個人の意見です。しかし、病院看護師が訪問看護に抱くイメージを正確に表していると言えるのではないでしょうか。本当に訪問看護は、医療的処置が少なく、病院看護師より楽な仕事なのでしょうか。訪問看護のリアルを見ていきましょう。

訪問看護の対象者は医療依存度が高い重度障害の割合が増加している

訪問看護の利用者は、介護保険利用者と医療保険利用者に分けられます。医療保険利用者は、末期がん、急性増悪、終末期、難病、その他医師が訪問看護を特別訪問指示した場合に発生します。いわば医療依存度の高いケースと言えます。

私が訪問看護師として実際に体験したケースを挙げてみます。

肝硬変末期で腹水・胸水の貯留が著しいターミナル期の利用者さんで、医師の特別指示の下、1日2回訪問を毎日実施、腹水貯留状況に応じて医師の往診に付き添い、腹水穿刺の介助をするケース。

骨壊死と感染を伴う、こぶし大の欠損がある最重症の褥瘡処置を1日3回訪問で治癒させたケース。気管切開、人工呼吸器管理、CVポート留置されている末期がん状態で、高カロリー輸液管理、時には入浴介助を行うケース。など相当医療依存度の高い患者さんも多いのです。

医療依存度が高い症例を多く受け持つ訪問看護ステーションは、24 時間対応体制の認可を取得し、オンコールにも対応しています。

訪問看護の現場は重症管理が実施できる看護師を求めている

訪問看護は医療的処置が少ない、患者の重症度が低い、訪問看護は病院より勤務が楽、は間違いです。

訪問看護の現場は、急性期の現場で必要とされる知識と技術を持っている看護師を求めています。訪問看護に就職したら、看護師としての技術が鈍るということはないと言っていいでしょう。むしろ、在宅という狭い空間で、限られた資源を使って看護を展開する高い順応力が求められます。

病院看護師と訪問看護師、働く場所以外の違いとは

病院看護師と訪問看護師、働く場所の違い以外の大きな違いを取り上げていきます。その違いが訪問看護の特徴と言えます。

□訪問看護は原則一人で活動します。医療処置や看護を一人で実施する機会がほとんどです。自主性を発揮して業務を行いたい看護師に向いています。

□看護師数5人未満の小規模な訪問看護ステーションが半数以上を占めています。病院看護師に比べて、看護師一人の欠員による影響が大きいです。小規模な訪問看護ステーションでは長期連休は取りにくい傾向にあります。

□医療的処置や看護に必要な物品を持参して訪問します。患者さんに必要と思われる物品を過不足なく準備して持参します。病院と違い、なんでも手元に揃っているわけではありませんので、忘れ物はできません。訪問看護は、事前準備が大切です。

□訪問看護ステーションによって、医療的依存度が高い患者の割合が異なります。病院で言えば、急性期病棟と療養病棟ほどの違いがありますが、どれも同じ「訪問看護ステーション」という名称です。就職する前に、患者層やステーションの特徴を把握しておく必要があります。

訪問看護への転職、訪問看護ステーションごとの特徴を把握しよう

訪問看護ステーションは前述したように小規模で運営しているところがほとんどです。看護師のマンパワーや能力によって、受け入れ可能な利用者さんの重症度は変わってきます。

介護保険利用者が中心で、健康管理、服薬管理などの業務が中心の訪問看護ステーションもあれば、医療保険利用者で医療依存度が高い重症患者さんを多く受け持ち、24時間対応や夜間訪問を積極的に行っている訪問看護ステーションなど、それぞれに特徴があります。

訪問看護への転職は、訪問看護ステーションごとの特徴を把握して、自分に合った職場を選択しましょう。

まとめ

看護師として力を発揮する場所は、病院だけではありません。病院勤務から転職を考えている看護師さん、ぜひ訪問看護も視野に入れて情報収集してみて下さい。訪問看護はデキる看護師を待っています。

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