いじめを体験した看護師が転職で成功した理由(40代 内科勤務)

「いじめは耐えるしかない」

「看護師長や先輩看護師には逆らえない」

「異動の辞令でもない限りこの状況をどうすることもできない」

そう思っていませんか?ネットで「イジメ 対処」などを検索しても「誰かに助けを求める」「自分からコミュニケーションしてみよう!」「旅行して気分転換!」といった実行性のなさそうな解決策が並びます。

しかし、転職してしまえば、このような煩わしさから解き放たれます。「イジメ」は対処できる問題であるということを知ってください。

ここで重要なことはまずあなた自身の悩みを根本的に解消し、次のステージへ行くということです。あなたが成功することが一番の仕返しになります。

今回、実際に「いじめ」に対処された看護師(40代内科勤務)にインタビューさせて頂きました。実体験に基づいた生々しい話と事実に基づいた話しをさせて頂きたいと思います。

辛い思いを思い出して頂いたので、ぜひとも参考にしてください。

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どんないじめでしたか?

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当時、私は地元のある総合病院に勤務していました。主婦から一念発起して看護師になった知人に刺激され、看護学校に通い始めたのです。

寄宿病院として勤務し始めたのが30代だったので、看護師としてはかなり遅いスタートです。そのため、何の知識もなく、看護助手として掃除、洗濯、ベッドメイキング、食事の介助等、あらゆる雑用をこなしました。

他の看護師は私より若い人が多く、私と同世代となると主任クラスが殆ど。中にはシングルマザーとして働いていた看護師もいましたので、何の苦労もなく、主婦の思いつきで看護師を目指すことが面白くなかったのかもしれません。

入院患者さんの中には体こそ不自由ですが、健常者と変わらないくらい弁のたつ方もおられ、他の看護師が受けた理不尽な要求は全て私に押し付けられました。

1つ例をあげると、病棟内の患者さんが排泄の失敗をした後始末は全て私の仕事でした。

ついたあだ名は「便利屋さん」。しかもこのような仕事は全て「病棟内放送」の名指しで行われましたので、同僚はもちろん、患者さんからもそう呼ばれました。しかも、そう呼ぶように他の看護師から指示があったとも聞きました。

もうだめだ!と思った瞬間はいつですか?

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そんなある日、決定的な事件がおこりました。

病棟主任が私と同室で作業をしていた時、後ろで怒鳴り声と共に何かがぶつかるような音がしたのです。

私が後ろを見ると、点滴を拒否する患者さんに対して、主任がベッド柵に患者さんの体を打ちつけながら罵声を浴びせていました。

私は無意識に主任の手をつかみ制止したのですが、その後すぐに病棟婦長に呼び出され、主任に暴力をふるったと冤罪をかけられました。

私の味方は誰もおらず、総婦長や事務長からも信じてもらえず、一人前になるまで何とか耐えようと思っていた気持ちも完全に折れてしまいました。

その後どう対処しましたか?

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当時はあまり覚えていませんが、ネットをしていて偶然このサイトに辿り着きました。

ほんとは仕事も学校も辞め、主婦に戻るつもりだったのですが、こちらのキャリアアドバイザーにこのことを話しました。

すると、「そんな所ばかりじゃないですよ、転職してみてはどうでしょうか。いじめが怖いなら事前にどのような職場なのか、雰囲気や人間関係などもお教えできますよ」っていってくれたのです。

結果的に、キャリアアドバイザーから紹介してもらえた病院は個人のクリニックだったのですが、キャリアアドバイザーさんの話からすごくアットホームな雰囲気であることがわかりました。

私はすぐに面接を受け、前の病院の退職と同時に採用されました。小さい病院ですが、アットホームで、院長もスタッフもとても暖かく迎えてくれました。その後、試験にも合格し、念願の看護師になることができました

あのまま前の病院に居たなら、今のような充実した毎日はおくれなかったと思います。

最後に

いかがでしたでしょうか。辛い思いをされたようですが、最終的に試験にも合格し、看護師になられたようで本当に良かったと思います。しかもアットホームな病院が見つかったことで、今が幸せそうでこちらもうれしくなりますね。

このように「転職は武器」です。そしてその武器を使えば「いじめ」は自分で対処できます。

あなたが苦しいのも辛いのもわかっています。しかし、一歩勇気を出せばイジメがない世界が待っています。

ちなみに「自分には転職できるスキルもキャリアも自信もない」と仰る方がいます。しかし、誰しも得意なことがないという方はいらっしゃいません。

そのあなたの良いところを見つけて、履歴書に書き、面接をサポートするのがキャリアアドバイザーの仕事です。

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