20代看護師の転職!患者の最期に立会い看取るの辛い脳神経外科からの転職(脳外科神経内科病棟から小児科病後児保育室へ)
「患者の最期に立ち会うのが辛い」
「今の仕事が自分に合っていないんじゃないか」
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今から紹介する看護師の方も、看護実習で思い描いていた理想と看護の現場における現実とのギャップに思い悩まれ、結果的に転職したことによりご自分にあった職場で働かれています。
それではその成功体験談を聞いてみましょう。
※誤字・脱字、漢字変換もそのまま掲載していますのでご了承ください。
<転職ステータス>
- 利用した転職サイト:ナースフル
- 年齢:20代 既婚 女性
- 転職前の職場:脳外科 神経内科病棟
- 転職後の職場:小児科 病後児保育室
- 年収400万円(変わらず)
土日祝休み・夜勤なし・残業なし - 転職回数:初めて
- 転職理由:患者を看取る 最期に立ち会うのが辛い
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前の職場はこんな感じ
私の職場は脳外科と神経内科の混合病棟でした。脳外科の緊急手術や脳梗塞発症直後の急性期から脳梗塞のリハビリ期まで幅広くみていました。
急性期と慢性期の2チームに分かれており、私は急性期チームにいましたが、看護師長はじめ看護スタッフの人は優しい方ばかりでした。
ドクターは1年ごとに交代があり、その度に治療の方針が変わったものの、どのドクターも話しやすく報告をするとすぐに診察に来てくれる優しい方ばかりでした。
人間関係に悩む看護師が多い中で私は恵まれていたと思います。新人教育にも力を入れていた病棟だったので、私は看護師3年目でしたが、色々な職場の経験をさせていただきました。
とくに私は手術当日の患者や寝たきりで呼吸器をつけた患者、点滴が多い患者などの受け持ちになることが多かったです。
しかし手があいたスタッフは手を貸してくれましたし、リーダーは先回りして私の残っている仕事を率先してやってくれました。
優しいだけでなく、時には厳しい指導がありましたが看護師として自分の出来る範囲で命を助けるという責任の重さも教えてくれる職場でした。
辞めたい!転職しようと思ったきっかけ
私は脳外科病棟の急性期の看護師として働きたい。そう思って希望した科でしたが、みんながみんなリハビリをして元気になって退院するということはないという現実を働いてから実感しました。
看護学生のころに実習で担当させていただいた患者はリハビリ期の方ばかりで、日に日に良くなる姿が嬉しく感じていました。
しかし実際に就職してみると手術後に亡くなってしまったり、後遺症が残ってしまったりする方がいました。
考えれば当たり前のことでしたが、患者を助けられないという劣等感を看護師ながらに感じていました。
徐脈になり、意識が遠のき、呼吸が乱れてくるのをみることが辛い。それを見守る家族、そして患者が亡くなり寄り添いながら嘆く家族をみるのが辛くなり、病院は私にあっていないのだと思い転職を考えるようになりました。
転職して良かった!今の職場の感想
転職した今の職場は保育園に併設された病後児保育室なので、元気で明るい子供達に毎日癒されています。
また保育士とともに仕事をするため、子供との接し方など病院とは違う観点から病児をみることができました。
点滴などの医療業務はなく、肺雑音を聞いたり様子をみるだけなので、病院よりは気が楽でした。子供も懐いてくれ、絵本の読み聞かせや寝かしつけなど自分の子育ての経験も活かすことができる職場です。
気が滅入った時も保育士や他の看護師が支えてくれます。また年齢層もバラバラなので、色々な視点からの意見を聞き自分にない考えを持つきっかけになっています。
看護師は忙しそう、冷たい、愛想がないイメージがありました。しかし病後児保育室に転職して世界が変わりました。
責任の重さや死に対する恐怖に怯えて働いていた病院から、子供達のそばで保育をしながら看護する病後児保育室。
責任はありますが、お迎えに来たご家族の顔と保育させていただいた子供の顔が笑顔だと私も微笑ましくなります。私はこの職場に出会えて良かったです。
転職に成功した先輩看護師からアドバイス
看護師は忙しく、責任が重く、大変な仕事が多いです。そのため、私も前職では日々の業務で忙殺されて、「看護師は忙しいものだ」「どんなに辛くても耐えなければ」と思って、今のような職場があるなんて考えてもいませんでした。
でもいざ病院の外の世界をみてみると、自分に合った職場はいくらでもあるんだな、自分に知らない色々な施設や仕事があるということに気づきました。
同じ看護師の仕事でも自分に合った仕事は必ずあります。資格は消えません。色々なことに挑戦することは悪いことではありません。私は今も胸を張って看護師として働いています。
あのとき、ワラにもすがる思いで転職アドバイザーに相談して良かったと思います。結果としてまったく考えたこともなかった小児科の病後児保育室を提案してもらえました。
もちろん責任はある仕事は変わりませんが、病院勤務ときのように患者の最期に立ち会うなど辛い思いをすることもありません。
土日祝休み、夜勤なし、残業なしといった労働環境も整備されていますので、プライベートでもかなり余裕を持つことができました。転職アドバイザーの方には本当に感謝しています。
最後に
いかがでしたでしょうか。この方は脳外科 神経内科病棟から小児科 病後児保育室という異色の転職を果たされました。
最後に締めくくられていますが、自分一人だと「まったく考えたこともなかった求人」を選択肢と考えられるのも転職アドバイザーによるキャリア診断があればこそですよね。
キャリア診断をすることであなたも知らないあなたが見つかるかもしれません。キャリア診断はあなたが輝きながら看護師を続けるために非常に大事なことです。
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