20代看護師の転職!夜勤時、患者の容態急変によるストレスで不眠(脳神経外科から保健センター)
「看護師の数が足りておらず、経験の浅い看護師のみの夜勤が怖い」
「お医者さまが来るまでの間、対応を一歩でも間違えば患者さんを死なせてしまうかもしれない」
このような恐怖で強いストレスを感じながら仕事をしていませんか?
しかし、転職サイトなら夜勤のない病院や看護師の数が充分な職場などストレスの少ない求人を探すことができます。
転職サイトに登録すると、転職アドバイザーと呼ばれる転職支援のプロがあなたの転職をサポートします。アドバイザーは病院の内部事情に詳しく、病院の治療方針や看護師の数、業務の多さなどに精通しています。
そして事前にそれら職場環境を教えてもらえるため、職場選びに失敗することはありません。
今から紹介する看護師の方も、生死に直結するような脳神経外科で、経験の浅い看護師のみの夜勤を重ねるうちにうつと不眠になられたようです。
しかし、これではいけないと一念発起して転職されてからは、表情が穏やかになって彼氏にもほめられたとのこと。
それではその成功体験談を聞いてみましょう。
※誤字・脱字、漢字変換もそのまま掲載していますのでご了承ください。
<転職ステータス>
- 利用した転職サイト:ナースフル
- 年齢:20代 独身 女性
- 転職前の職場:脳神経外科
- 転職後の職場:保健センター
- 年収420万円(変わらず)
土日祝休み・夜勤なし - 転職回数:初めて
- 転職理由:経験が浅い看護師のみの夜勤
一歩間違えば患者さんが死ぬかもしれないというストレス(不眠と鬱病)
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前の職場はこんな感じ
看護学校を卒業し、はじめてついた職場です。地域総合病院の脳神経外科ということで、緊急オペは日常茶飯事でした。
また元気になって退院される患者さまもいらっしゃれば、入院時の状態にもよりますが、意識を長くなくされている方、残念ながら息をひきとる方など様々でした。
意識のない方には、自由に体を動かすことができないため、体位変換を2時間から3時間おきにして、褥瘡予防などをしていました。
また、緊急オペの後は、観察事項もとても多く、その微細な変化で患者さまの容態を看護アセスメントしていくので、力量が問われる場面でもあります。
私がとても怖かったのは、夜勤です。怖いと言っても、非科学的な現象ではなく、患者さまの急変です。
当時は看護師の人数不足や、プリセプター制度が確立されておらず、若い看護師同士での夜勤が頻繁にありました。
緊急時でも医師が到着するまでの処置や判断を自分がしなければいけないことに、かなりのストレスを感じていました。
辞めたい!転職しようと思ったきっかけ
自分の不安やストレスに対して、当時の看護師長に何度も直訴していました。
しかし、返ってくる答えは、「総師長にも人員などの改善を要望しているけれど、年度途中では難しいから、あと数ヶ月のことだから、我慢してね。」ということでした。
けれどこちらは、夜勤になるたびに、何かあるかもしれないという緊張感に押しつぶされそうでした。
確かにこの不安が、ベテラン看護師ともなれば慣れたものかもしれませんが、経験の浅い私たちには、はるかにベテラン看護師よりストレスが強いのです。あと少しがどれだけ長く感じたでしょうか。
急変があるたびに手が震え、医師との呼吸が合わなければ、怒鳴られる。ある日から私は眠れなくなり鬱になりました。もうだめかもしれないと思った瞬間です。
転職して良かった!今の職場の感想
まず、夜勤がなくなったことで、極度のプレッシャーがなくなりました。日勤のみですし、スタッフもたくさんいるので、わからないことはいつでも聞くことができました。
何より、一歩間違えばすぐに死という緊張感のある現場ではなくなったことで、予防や早期発見の場面に変わりましたので、時間をかけてこつこつと患者さんと関われるという面では、私にとても合っていたと思います。
また、医師とのコミュニケーションも、割と対等にできます。これは私の主観で申し訳ないですが、病院という戦場から出た医師はとても温厚に思います。医師もまた、生死の場面において、常に気が張り詰めているのかもしれません。
また、土日休みになったことで、彼とのデートの時間も以前に比べたら雲泥の差です。以前の何かに追われて余裕のない表情が、最近は穏やかでかわいくなったと褒めてもらいました。
結婚の話も出ていますが、今の職場であれば、結婚後も続けていけそうな気がします。そのような意味でも、将来設計を立てやすい職場です。
転職に成功した先輩看護師からアドバイス
転職はかなり勇気がいると思います。当時私は、自分の体に異変が起きたため、そうせざるを得ませんでしたが、後々考えてみれば、もっと早くに転職を決断しておけば良かったと思うくらいです。
前の職場を退職する際も、相談した先輩、上司共々、最終的には、とても応援してくれました。みなさんが口をそろえて言ってくださったのは、「私も同じだから、気持ちはとてもよくわかるから。」という言葉です。
前の職場にも今の職場にも、今はとても感謝しています。
最後に
いかがでしたでしょうか。うつと不眠と体調を崩されたことがきっかけで転職されたのは不幸中の幸いですが、このまま働き続けると体調をもっとくずされていたかもしれませんね。
もしかすると診療科が脳神経外科ですからミスによる重大医療事故を招いたかもしれません。
最後に締めくくられていますが、「以前は何かに追われて余裕のない表情が、最近は穏やかでかわいくなった」という彼氏さんの言葉にすべてが詰まっていると思います。
体調を崩して無理してまで今の職場で働き続けるとあなたも患者さんにも不幸になりえません。もし、今の職場で辛いと思われている方がいましたらまずは気軽に転職アドバイザーに相談してみてください。
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