結婚式に招待する範囲はどこまで?看護師の人間関係
結婚が決まった、結婚式をすることになった。とてもワクワクする幸せの絶頂です。
と同時に、結婚式の打ち合わせや招待客の決定、招待状の発送など想像以上の大仕事がのしかかってきます。
仕事をしながらであれば、大変な作業です。
みんな呼びたいんだけど、どこまでの範囲か困っている。AさんもBさんも呼びたいんだけど、この2人は仲が悪いしどうしよう。といった悩みはつきものです。
看護師が結婚式に職場関係のゲストをご招待する場合のルールをご紹介します。幸せな結婚式と円滑な人間関係構築のため、知っておきたい基本ルールを押さえておきましょう。
まず結婚式に職場関連の人を呼ぶか、呼ばないかを決める
看護師さんにご相談を受け、時々聞かれるのが「直属の上司が嫌い、直属の上司を呼びたくない」という声です。職場関連の人を一人でも招待することを考えているのであれば、直属の上司を招待しないことは完全にNGです。親族や、他のゲストから疑問に思われかねません。
しかし、主役は自分たちですから呼びたくない人を招待するのは憂鬱です。直属の上司をどうしても招待したくない場合は、「職場関連の人は呼ばない」と決めたほうが無難です。
職場の誰を招待するか、の前に職場関連の人を招待するかどうかをはっきり決めましょう。
単純に仲が良いかだけで決めずに部署単位で考えて
職場関連の人を招待する場合、同じ部署に限定するなど、第三者から見て明確な線引きをしたほうが、人間関係がこじれません。
同じ詰所でも同期一部と、関連病棟で仲がいい先輩だけを招待する、といった方法は「なぜ私たちに声がかからないの?」とモヤモヤする人が出てきます。
例えば同じ部署の看護師同期全員と、直属の上司という組み合わせや、直属の上司とプリセプターでお世話になった先輩という組みあわせなどが良いでしょう。
招待したい人が大勢いる場合や、職場関連は結婚式に招待しない場合は、二次会に招待するなどしましょう。
お世話になった以前の上司、招待しない方がいい場合もある
元ご上司とプライベートでも親交がある場合はお呼びするのも良いでしょう。しかし、現上司に出席を依頼している場合は、招待しない方がいいかもしれません。
お世話になったと感じている場合は、結婚の報告と個別の食事会へのお誘いなども一つの方法です。
招待したい人が全員出席できるわけではありません
規模の大きな結婚式、披露宴では、同じ部署で直属の上司・お世話になっている先輩・同期全員・看護部長などご招待することもありますね。
しかし、2交代、3交代勤務の病棟や、祝祭日も業務がある訪問看護や施設看護系では招待したい人が全員抜けると、残った人に過剰な負担をかけたり、業務が円滑にすすまないことも考えられます。
そんな時は、早めに直属の上司にも相談し、何人まで招待していいかや個々の予定も確認しておくべきです。看護師の仕事の特性上、必要な調整です。
夜勤明けで披露宴出席、披露宴後に病院へ直行し夜勤というケースも
上記の調整が上手くいっていないと、こんなことになります。私も看護師友人の結婚式、披露宴に参加してそのまま夕方から夜勤をしたこともあります。
パーティーメイクのまま病院に行って患者さんから「顔がいつもと違うんだけど」と笑われました。同じく夜勤をした同期は、ヘアセットにラメを使っていた為仕事中もキラキラと輝いていました。
いずれにせよ、招待する人の勤務調整が出来るよう早め早めに出席の打診をするべきですね。
まとめ
結婚式というあなたの晴れ舞台を一緒に歓んでくれるゲストの存在はとても貴重で、一生の思い出となります。苦楽を共にした職場のメンバーに結婚を祝って欲しいと思う気持ちは当たり前です。
結婚式参加でより絆が深まる事もありますが、逆に招待する人の選定を誤り人間関係がぎくしゃくすることにならないよう注意しましょう。仕事と結婚式準備の両立は大変だと思いますが、素敵な結婚式に向けて頑張ってくださいね。