看護師の結婚報告、職場に伝えるタイミングと失敗しない伝え方とは
看護師も適齢期になれば素敵な出会いから結婚に発展するのは普通の事です。むしろ、安心できる家庭を築き、落ち着いて仕事が出来ればベストの状態と言えます。
とはいえ、現場では慢性的な看護師不足・・・結婚しても仕事を続けるか辞めるかに関わらず、休暇取得も含めて職場に出来るだけ迷惑がかからないように、祝福されて結婚したいものです。
今回は、結婚を職場に伝えるタイミングと伝え方について解説していきます。ぜひ参考にしてください。
プロポーズされた!浮かれて同僚に話すのは絶対NG
プロポーズされた=結婚の決定、ではありません。
とても嬉しかったとしても、勢い余って浮かれすぎて「プロポーズされちゃった、お先にごめんね」と同僚看護師に口走ってしまうと、それが上司の耳に入り、結婚の報告も受けていないしどういう事?と不信感を持たれます。
また、あなたが知らないだけで他にも結婚予定の先輩看護師がいる場合もありますから注意が必要です。
結婚する時期がはっきり決まってから、報告の順序を守って伝えることが必要です。もちろん直属の上司に一番に報告しましょう。
「結婚します」だけではない、結婚報告で伝えるべき事は
「結婚します」だけではいけません。報告を受けた相手は、とりあえず「おめでとう」と言ってくれると思いますが、内心「で、どうしたいんですか?」と疑問に思っています。
結婚報告とともに伝えるべきことを挙げていきます。
- 結婚の時期
- 今の仕事を続けるのか、今の働き方で良いのか
- 働きかたの変更を希望する場合、具体的な内容
- 妊娠しているか
- 引っ越しの予定があるか
- 結婚休暇を取得するか、長期休暇を希望するか
最低限、これだけは伝えておく必要があります。結婚報告時に、これだけの事を考えておかなければならないという事です。
結婚報告は4か月前くらい前までがベスト
経験上、看護師の休暇取得・人員調整などを考えると結婚が確定している状態で、4か月前くらいがベストと思われます。
ただし、結婚時期が年度末(3月末)になる場合は、上司だけにはもう少し早めでもいいでしょう。新人看護師の受け入れや、人事異動で大変忙しい時期と重なります。
しかし、あまりにも早すぎると、万が一結婚自体が無くなってしまったときや、トラブル発生時に職場に居づらくなってしまう可能性もあります。結婚と共に退職希望していた場合はなおさらです。
結婚式の予定は?結婚までの間に伝えるべき事
結婚報告を受けた段階で、「結婚式ってするのかな、呼ばれるのかな」と思います。
結婚式を家族だけで行う予定、職場の誰も招待するつもりが無い場合はあらかじめ伝えておくと相手は気が楽です。
職場関連の方を招待する場合は看護師の勤務調整が必要になります。
この場合「結婚式は身内だけでさせていただきます」とお伝えしましょう。もし、職場以外の友人を呼ぶ場合もです。
結婚式、披露宴にご招待する場合や、上司に主賓やご挨拶をお願いしたい場合はなるべく早くお願いしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
結婚は人生で最も輝く、幸福な出来事の一つと言えます。プライベートなことではありますが、多くの女性、看護師にとっても結婚後専業主婦になることは一般的ではなくなっています。
いかに、結婚生活と仕事を両立するか。結婚報告はその課題のスタート地点と言えます。折り目正しく、きちんとした結婚報告は「結婚生活と仕事の両立」の第一歩です。良い印象を与えられればきっとみんなに祝福されることとおもいます。