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【第3回・男の美容医療体験企画】バイアグラで改善が難しい勃起障害も治すEDMAXを試してきた!
- 2021/10/25
- 企画もの・体験レビュー
医療美容の体験企画!
前回のシミ取りレーザーに続いて今回はED(勃起不全)を根本的に治療する医療レーザーの体験記事です!
前回のシミ取りも男が美容施術を受けるってけっこう恥ずかしかったんですが、途中からは割り切っていたので慣れました。
なので次回は何でも来い!状態だったのですが、今回はまさかのED治療。
前回より恥ずかしい・・・。ぶっちゃけ記事を書くのガチで恥ずかしい。記事は人気出てほしいはずなのに、読んでほしくないというおかしな葛藤がありますね。
でも読んでください!では行きます。
プロフィール
僕は40歳ですが40歳にもなると勃起はほぼしなくなります(僕だけ?)。
女性に興味がないわけではないですが、性的なものにほぼ興奮しなくなります。朝起ちももちろんしません。つまり俗に言うEDですね。
EDにはストレス性とか薬とかいろんな原因が考えられますが、ぼくの場合は間違いなく加齢だと思います。
まぁもう排泄くらいしか使う機会はないんだから別に勃起しなくてもそれはそれでいいんですが、今回の企画を考えたときに思いました。
「もう一度だけ中2のころのように勃起してみたい!(あぁ・・・恥ずかしい・・・)」
ということで最初に試したのはED治療薬として有名なバイアグラ。
※ちゃんと医療機関で処方して頂きましたよ!
しかしここで問題が・・・。バイアグラが効かない・・・。3~4時間で効くと聞いていたんですが、普段と変わらず。
いや正直これはショックでした。だってバイアグラですよ?ED治療薬の代名詞じゃないですか。
最後の砦みたいなイメージでもあったのでさすがにこれが効かないと「男として完全に終わってたんだな・・・」と思って思いの外ショックでした。
今まではどこか「まぁ最終的にバイアグラとか飲めばまだまだ大丈夫っしょ」と高をくくっていたところもあったんですが、効かないとなると今度は本気で治療法を探したところ、ED治療薬でも効かない勃起障害を根本的に直せるED-MAXなる治療があるというじゃないですか。
これだ!と思ってさっそく調べました。
ED-MAXとは
ED-MAXとは、低衝撃波照射がもたらす血管新生作用によってEDを治療する最新の医療機器らしいです。
難しくてさっぱりわからないんですが、後述する医院で聞いた話では確か病気を治すためにパルスを当てていたら、その部位の血管がめちゃくちゃ増えてて「これED治療に使えるんじゃない?」となって生まれたらしいです。
従来にもED治療機器「ED1000」というのがあったらしいんですが、それの後継機で2倍程度の効果が得られるらしいです。
ED-MAXには衝撃波を発生させる装置が付いており、発生させた衝撃波を陰茎にパルス照射すると、新しい血管をつくられるらしいです。新しい血管が増えることによって、海綿体への血液供給量が増大し、勃起できるようになります。
また、勃起に必要な血液を血管に送りこむためには、血管を拡げることも重要で、それを促す一酸化窒素を作りやすくEDの根本治療の期待の星とされているんだそう。
ED-MAXの治療のメカニズムはこう。
ED-MAXを使って患部に衝撃波を与えると、下記の図のように毛細血管が作られます。
このように新しい血管が作られるとダメージを受けてしまったもともとの血管のバイパス的な存在にもなるため、勃起が可能となります。
どうでしょう。これを読むだけでかなり期待できると思いませんか!?
事実、ED治療薬が選択できない人にとって希望の治療法
バイアグラ等の薬の場合、いろんな制限があります。頭痛や吐き気などの副作用が出たり、食事を取ってはいけなかったり、使用タイミングが難しかったり。
薬を飲んでも効かなかった人や、すでに飲んでいる常備薬との関係で薬が使えなかったりということもあります。
そんな扱いが難しかった薬に悩んでいた人でも使えるのがこのEDMAXなんです。
目と同じですよね。メガネやコンタクトよりレーシックが注目を浴びているのは同じ理由だと思います。
ED-MAXを使えば薬のような禁止ルールがないため、原則としてどんな人でも治療を受けることができます。
しかも一過性の効果ではなく、根本的に治せるとあれば今後ますます需要が高まっていくのは間違いありません!私が人柱になるのも非常に意義があることと思います!
ただ、ED-MAXは名の通り、陰茎に衝撃波をあてる治療です。つまり肩こりの低周波治療器より強い衝撃が陰茎に来るとのこと・・・。
またもや痛みに耐えねばなりません・・・。しかも陰茎・・・。怖すぎですよね。この連載企画こんなのばっかり・・・。
今回のレビューの肝になりそうです。
ED-MAXの治療期間
EDの重症度によって個人差があるらしいですが、だいたい6回の治療を1セットらしいです。
1回につき20分程度。1週間に2回実施し、1週間休息した後、また1週間に2回の衝撃波照射を行い、1週間休息。
その後にまた1週間に2回の衝撃波照射という形で、計6回の治療を6週間前後で実施します。
以前のED1000のときは1セット12回の治療だったことから、EDMAXは半分の期間になったようです。
ぼくは10月から11月にこの治療を受けました。
ED-MAXの治療が受けられない人
万能のように思えるEDMAXですが弱点もあります。
以下に該当する方はED-MAXによる治療を受けることができないそうです。
- 血栓症の人
- 抗凝固剤を服用されている
- 半年以内に心筋梗塞・心不整脈を発症したことがある
- 悪性腫瘍がある
- 重篤な血液病や心疾患の持病がある
- 半年以内にステロイド内服、点滴治療を受けたことがある
ED-MAXの費用面
治療は約30万円から40万円が相場のようです。
これほど高額になるのはED-MAXの治療は自費診療なので保険適用外だからです。そのため費用的にはやはり高額です。
ただそれは先ほど例に出したレーシックにも言えることで、メガネやコンタクトがあるのにもかかわらずレーシック手術の需要が高まっているのはそれを差し置いても根本的な治療メリットがあるからです。
体験談
では施術の体験談です。
今回私が選んだのは後述する全国のクリニックでも関西にある「大阪梅田中央クリニック」です。
旧式のED1000なら他にも扱っているクリニックはありましたが、EDMAXを扱っているのはここだけだったと思います。
値段は1クール(6回) 330,000円。
場所は阪急梅田駅から徒歩圏内。ザ・大阪という感じの雑居ビルの中にあります。
※クリニック内の写真は許可されていませんので院内写真は公式画像からの引用。
ビルの中は正直、薄暗く、とてもクリニックが入っているようには思えませんでした。薄暗さ的に言えば、廃墟に近いかも?
しかし、中に入るとびっくり。清潔があってきれいな部屋が広がります。
ただ困ったことに受付は女性。またもや恥ずかしい思いをするのかな、と思ったら横に男性医師が立っていて先に声をかけてくれました。
「◯◯さんですか?お待ちしていました」
これは助かります。ED治療に来て、女性の受付に声をかけるのはかなり勇気がいります。男性スタッフが待っているところにかなり気遣いを感じました。
奥のスタッフルームに通されてさっそくカウンセリング。ただ、この個室は名ばかりで受付からも近く声はたぶんダダ漏れです。
僕の答えが外に丸聞こえなので正直かなり恥ずかしかったですが、スタッフさんももう慣れているだろうからと吹っ切れました。
「いつから悩んでいますか?」
「朝起ちはありますか?」
「どれぐらいの硬さになりますか?」
「性交渉に満足していますか?」
など赤裸々に回答を進めます。
その後、公式サイトに書かれている内容を再度説明してくださいます。ただここの公式サイトは本当に私から見ても親切に書かれていていい意味で目新しい説明はなかったです。
気になった説明と言えば、原因によっては誰もが効果を実感できるわけではないこと、効果はあっても満足行く硬さにならないこともあるということ、それが心配な方は最初から2クールで申し込んだほうが安いこと、などです。
ただ2クールが必要な人は稀で、1クールで十分だと提案してもらえました。
ちなみに衝撃波を当ててすぐに効果が出るのではなく、衝撃波を2回当てて1週間の休憩中に血管が作られるらしく、効果が実感できるのは5回目の直前あたり、後半からだとのことです。即効性はないのでそこらへんは慌てないようにと釘を刺されました。
説明を受けて納得すれば同意書へサイン。いざ衝撃波ED治療となります。
その先生が案内してくれるのかと思ったら、なんとそこからは女性看護師にバトンタッチ。
まさか女性が施術するんじゃないだろうな・・・と一抹の不安を覚えます。
処置室に入るとズボンを脱いで診察台にあがるように促されます。毛布をかけてもらいましたが、局部は丸出しです。
不安は的中。女性看護師さんに施術してもらうようです。
パルスの痛みを和らげるためのゼリーのようなものを塗られます。
勃ったら恥ずかしいな、と思いつつ、勃たせに来てるんだったとひとりツッコミ。
「では始めますね」
の声とともにパルス治療が始まります。
確かに低周波治療器の強いバージョンを竿にあててる感じ。丹念に竿、先っぽ、睾丸周りとパルスを当てていきます。
一発一発は痛みとしては我慢できなくはないけど、長時間(パルスをあてる時間は5~10分程度)当てられるとボディブローのように利いてきます。
特に痛かったのは竿の先の方をあてられたときに角度によったら尿道まで響くほど。これがけっこう痛い。
先っぽが痛いというよりこのゼリーがあまり塗られていなかった箇所が響いている感じでした。次回からは改善できそう。
勃つかな?と心配も杞憂。終始ふにゃふにゃで安心したやら悲しいやら。
いい意味で看護師さんは業務的な方だったので、淡々と進んだので恥ずかしさを感じることはほとんどありませんでした。
事前の説明どおり、処置後特にEDに関する変化はなく、尿道が特に痛かったです。
処置後はゼリーを丁寧に拭いてもらって終了。看護師さんは退出し、ズボンを履いてくださいと促されます。
その後は受付を通らず、そのまま退所。女性スタッフがいる受付を通らなくていいのはありがたいことです。
これを6回1セット。まずは1週間に2度来院し、その後、1週間休止を繰り返しながら計6週間の治療です。
効果はのほどは?
最初は事前の説明どおり、それほど変化は感じられず。正直4回めあたりまで効果を実感できなかったときは正直焦りました。
これだけ費用をかけて効果なしか!?と思った矢先。変わりはじめたのは5回めくらいから。まさしく最初に説明を受けた通り。
終わりに差し掛かった5回めあたりになると朝起ちもするし、何かで興奮したときに普通に勃起します。
「あー、こうだったこうだった!」と若いときを思い出したりも。
さすがに中学生みたいな勃起力が戻ることはないですが、30歳前後くらいの勃起力は戻った気がします。
この歳になると使い道が一切なく、宝の持ち腐れかなと思いましたが、そこはやはり男の象徴だから勃起するとなにやら不思議と謎の自信がわいてきます。
ちなみにパルスが5回めからしか利いてこないのは、パルスはレーザーのように直接効果があるわけじゃなく、パルスによって新しい血管の作成を促して、休止している1週間の間に新しい血管が作られるからです。
折り返しを過ぎても効果が実感できないときは焦りますが、あわてずゆっくり治療してみてください。
きっと満足行く結果を得られると思います。
冒頭に述べた通り、根本的な治療になるため、今後絶対に需要が伸びる画期的な治療方法だと思います。
この記事が誰かの役に立つことを望みます。でないとぼくが恥ずかしい思いや痛い思いをしたのが報われませんw
ぜひ参考にしてください。
最後にわかる範囲でED1000やEDMAXなどパルス治療ができるクリニックを調べました。こちらも合わせて参考にしてください。