看護師が転職後すぐに妊娠が発覚したら産休?退職?
女性である以上、既婚・未婚や望んでいる・いないに関わらず妊娠の可能性はありますよね。
人間ですので、計画どおりにいかないこともあります。
転職後すぐに妊娠が発覚した場合、制度が利用できる雇用形態であるなら、産休取得の方にメリットがあります。その理由は大きく2つあります。
<おすすめ記事セレクション>1.転職を繰り返すことを避けられる
転職後すぐに妊娠発覚しても、産前8週間までは働くことができますよね。その間に、体調さえ問題なければ、一生懸命働いて、職場で人間関係を築いておくことができます。
看護師の職場は、主に女性が多いので、予期せぬ妊娠であっても、理解を得られやすいと思います。
妊娠ではなくても、家族の病気やけが・老親の介護など、誰もが長く休まざるを得なくなる可能性がありますので、お互いさまという意識も芽生えやすいですよね。
産休・育休後に復帰しても、子どもが小さい内は良く熱を出すので、休みを取ることも多くなります。その時に、たとえ一年未満であっても、一緒に働き、人間関係ができている職場と、そうでない職場では、働きやすさが違うでしょう。
熱を出しやすい子どももいますし、小学生以上でも不登校になるなど仕事に支障が出る問題が起きることもあります。
人間関係もまだできていない、全く新しい職場では、子どものことで休みを頻繁に取ると、気まずくなって居心地が悪くなり、退職せざるを得なくなることもありますよね。
小さい子どもがいながらの転職活動は、まとまった時間を取りにくいので、自分に合った職場を見極めることが難しく、就職できてもミスマッチが起こりやすいです。
結果的に、短期間で転職を繰り返すことになりかねません。
2.保育園探しに有利になる
出産後も働くことを希望する場合、問題は子どもの預け先ですよね。
認定保育園入所は、産休・育児休暇取得者の方が有利です。点数が高くなるからです。
一度退職してしまうと、現状ではなかなか初めから認定保育園には入れませんよね。
まず無認可保育園に預けて働きはじめ、そこから認定保育園入所、という流れがほとんどです。
子どもにとっては、やっと慣れてきたところで環境が変わってしまうので、また慣らし保育で泣きながら通うことからスタートになってしまいます。
それでもそうせざるを得ないので、母親は頑張りますし、子どもも適応力があるのでいずれ慣れますが、できるなら認定保育園に入れたいですよね。
病院によっては、院内保育園が整備されている所もありますが、見学した結果、保育室の広さや保育士の質が、認定保育園の方が良いと思うこともありますよね。
同じ小学校に通うお友達が多い、自宅近くの認定保育園に入れたいと考えることもあるでしょう。
自分が希望する認定保育園に子どもを預けられる可能性が高いのは、産休・育休中ですので、転職後間もない妊娠発覚であっても、退職せずに勤め続けることをおすすめします。
終わりに
転職後すぐに妊娠が分かった場合、言いにくいですし、はじめは気まずいでしょう。でも、本来おめでたいことですし、出産は今では1~3回くらいしか経験しない特別なことです。
出産後の就職活動・保育園探しの方が大変なので、頑張って同じ職場で働き続けることをおすすめします。