必見!採血後の内出血予防法、看護師の採血失敗と誤解されることも

必見!採血後の内出血予防法、看護師の採血失敗と誤解されることも

採血が上手にできた、患者さんの痛みも少なかった!と心の中でガッツポーズしたものの、大きな内出血ができてしまい、患者さんや家族の方から「失敗じゃないの?」なんて疑いの視線を向けられることありますよね。

特に献血業務や、会社検診業務では一般社会人の方を対象とするため、クレーム回避のため内出血を作らない事と着衣を汚さない事は非常に重要です。入院中患者さんはOKというわけではなく、仕事中の合間に来られることが多い、という意味です。

採血後の内出血を予防するため必見の記事です。ぜひ参考にしてください。

採血に慣れていない対象者は要注意!看護師の一言が内出血を予防する

内出血の原因の多くは、「止血不足」です。そして意外なことに、採血部分を揉む人が多いのです。揉むことによって、止血が阻害され採血周囲の皮下組織に血液が侵入し青あざを作ります。

普段健康な人、若い人が注射を受ける機会の多くはワクチン接種です。その時に摂取部位を揉まれた記憶が、採血部位を揉む行為に繋がっているものと思われます。看護師からの「押さえてください」という指示だけでは伝わりにくいのです。

具体的な説明とは「どんなふうに」「どのぐらい」

採血後は、具体的な説明をしましょう。

例えば
1・この部分を指で3分押えていてください。
2・絶対に揉まないでください。揉むと内出血します。
3・指を離す時は血が止まっているか確認してください。
4・血が止まりにくい時は声を掛けてください。

説明自体は数秒で終りますね。しっかり具体的に説明することでトラブル回避につながります。

止血ベルトの使用でより確実な止血が可能

忙しい朝の病棟採血業務。採血した後看護師がしっかりと止血したいのはやまやまだけど、待っていられない。患者さんに頼んでいても頼りない。

そんな時は、止血ベルトで軽めの圧迫をしておき後で回収する方法も有効です。通販などでマジックテープ式の物が簡単に手に入りますし日常業務に取り入れてみてはいかがでしょうか?

ただし、止血ベルトの回収忘れには注意しましょう。

血が止まりにくい!抗血小板剤、ワーファリン、抗凝固剤の服用に注意

最近は脳梗塞予防、心房細動による血栓予防のためかなりたくさんの抗凝固剤が処方されています。作用機序も様々です。また頭痛、生理痛などで日常的にバファリンなどの解熱鎮痛薬を服用している方もいます。

脳梗塞、心筋梗塞・狭心症、心房細動、下肢静脈血栓症、等の既往がある方は要注意で、採血後の圧迫止血時間を長めにとりましょう。

入院中患者さん、外来患者さんなら情報があるので分かりますが、検診・献血業務などは「血をサラサラにするお薬を飲まれていませんか?」と声をかけ確認するのも良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
上手に採血できたのに、内出血のせいでトラブルになっては残念です。

採血後の止血まで看護師の仕事、という思いで丁寧に接すればクレームも激減すると思います。上手な採血とその後のフォローで完璧な看護技術を目指しましょう。

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