特徴がない病院の面接でも使える看護師の志望動機
転職活動をしていて、いよいよ履歴書を書く段階になった時、一番頭を悩ませるのが志望動機ではないでしょうか。これといった特徴が無い病院もありますよね。
待遇面や通勤のしやすさが決めてであっても、それだけを志望理由として書くのも気が引けるものです。次の3つの方法で志望動機を書いてみるのはどうでしょうか。
<おすすめ記事セレクション>1.実際に病院に足を運び、病院の良い点を見つける
志望動機には、その病院ならではの特徴を盛り込むことがポイントです。そのために、実際に病院に行ってみましょう。
できれば、時間帯を変えて、数回足運んでみることをおすすめします。何度か行ってみると、何か良い点を見つけられるはずです。
例えば、次のようなことを発見できるかもしれませんよね。
院内も病院の周辺も、清掃が行き届いている。
スリッパを職員がこまめに揃え、消毒していた。
観葉植物や生花を飾っており、しかも手入れが行き届いていた。
飾ってある絵に、心が癒されるのを感じた。
職員が患者さんに優しく親切に接していた。
職員同士が声を掛け合っている時(業務連絡している時)の表情が良く、人間関係の良い職場と感じた。
求職情報の詳細確認で病院に電話した時の、職員の対応が非常に感じよかった。
この病院で看護師として働きたいと思うような、患者さんを大切にしているだろうと思わせる、その病院独自の魅力的な環境を見つけられるのではないでしょうか。
2.自分自身の具体的な経験と病院の専門性を重ね合わせる
応募する病院の専門性は、ネットや地域の病院情報誌などで調べられますよね。おおまかに内科といっても、糖尿病内科・消化器内科・循環器内科・リウマチ内科など医師の専門性は分かれています。
それを調べて、今まで自分が受け持った患者さんを思い浮かべ、その時の経験から、診療科に興味を持ったと、前向きにつなげてみてはいかがでしょうか。
たとえ短い志望動機でも、これまでの業務経験や応募先で働きたいという熱意をアピールすることができます。
3.自分と応募先の病院とのマッチングから、志望動機をあげる
たとえ、本当の志望動機が「年収アップ」や「残業の少なさ」などであっても、応募者側からの利益や待遇面を持ち出すのは、印象が良くありませんよね。
特徴が無い病院の場合、自分と応募先の病院がいかに合っているかを志望動機の材料にする方法もあると思います。
具体的に3つあげてみます。
①仕事のやりがい(一人ひとりの患者さんと向き合える、長い期間で深く関わることができる、など)
②発揮できる自分の能力(糖尿病を基礎疾患として持っている患者さんをたくさん受け持ったため、知識が豊富である、など)
③自分が大きな魅力を感じる応募先ならではの強み(地域に密着している、高齢者や障害のある方でも安心して受診できる院内環境が整っている、近所の方や今まで関わった患者さん家族から良い評判を聞いた、など)
3.まとめ
たとえ書くことに時間がかかってしまっても、無理やりこじつけるようになってしまっても、入職したい理由を複数あげることで、強く前向な志望動機となることでしょう。
ぜひ、応募した理由を複数挙げて、熱意をアピールしてみてくださいね。