看護師の転職で面接官が見る履歴書の項目
履歴書を書いた経験は、誰でも少なくとも一度はありますよね。
でも、いざ書こうとすると、いろいろな疑問や不安がつきまといませんか?
わかっているつもりで簡単に書いてしまうのも、20代ならともかく、30代40代看護師の転職では、どうでしょう。
採用者側に会ってみたいと思わせ、面接官が「マイナス材料」ではなく、「強み」に注目してくれるような履歴書を、細かな気配りで書いてみましょう。
<おすすめ記事セレクション>1.面接官が特に注目するのは、「志望動機欄」
志望動機欄は、新卒者や20代にはない、自分だけの「強み」をアピールできる重要なスペースですよね。採用側も特に注目する部分です。
市販履歴書を選ぶ時にも、30代40代転職者は、A3二つ折り(片面がA4サイズ)の用紙がおすすめです。
かつては、履歴書用紙もB4サイズが主流でしたが、一般的に企業が使用する書類は、国際規格でもあるA版に統一されています。
応募書類も、A版の方が採用側にとってファイルに閉じる際に扱いやすいですし、応募者側にとっては、より多く書いて自己アピールすることができます。
特に、一番のアピールポイントである、「志望動機欄」が大きく、応募先に対する思いや、今までの知識・経験をたくさん書くスペースがあるものを選ぶのが良いですよ。
2.応募条件を満たしているか、「本人希望記入欄」も明確に書こう
30代・40代転職者の場合、熱意があるだけでは不十分で、経験不足と判断されたり、応募条件を満たしていないと、当然ながら採用されることは難しくなります。
採用側が、これだけは欠かせない条件と考えていることを、求人案件からしっかりと読み取って、「本人希望記入欄」で明確にアピールした方が、面接官に注目されやすいですよね。
応募条件に合っているものは、面接官の目に留まるように、大切なPRポイントとして、「本人希望記入欄」に目立つように書きます。一番アピールしたいことは、一番上に記入して目立たせましょう。
採用側が必須としている経験を満たしていれば、この欄にしっかりと明記しておきましょう。
3.転職回数が多くなりがちな看護師に、重視される「職務経歴書」
30代40代の転職者の場合、職務経歴書で具体的な職務経験や実績をじっくり読み込まれます。
「履歴書だけでも書くことが大変なのに」と思わず、より好条件好待遇の職場に採用され、より充実した人生を送るために、頑張って「職務経歴書」も書いてみましょう。
30~40代看護師経験者に求められていて、新卒者や20代に無い採用のメリットは、専門性と即戦力ですよね。
そのため、具体的な職務内容(病棟・外来・オペ室・内視鏡室・透析室)や能力が記述された職務経歴書も、看護師転職者には面接の際、互いに内容を確認し合い、応募先とのマッチングを評価するのに欠かせない材料になると思います。
4.終わりに
短時間の面接で自分を採用することのメリットをアピールすることは難しいですよね。
履歴書で自分の全体像、応募条件に合っていることを明確に伝え、専門性や即戦力を目立つよう工夫して記入します。
そして、面接担当者が把握しておきたい、看護業務に関する情報(経験部署・実績・能力・技術など)を具体的に伝えるために、職務経歴書も丁寧に作成することが大切です。
採用につながるよう、自分にしか無い強みを、履歴書と職務経歴書で十分にアピールしてくださいね。