看護師がムカつくBEST3発表!不満のトップは人間関係?給与?休みがない?
患者、利用者さんの権利意識は増すばかり、同意・説明となんでも契約が必要な今日この頃。人材不足、看護師不足の病院ばかりで、ちゃんと人員が充足した病院なんてあるの?と聞いてみたくなる今日この頃。
偉そうな医師、意味不明の指示を出す医師、すぐキレる医師と毎日顔を合わす今日この頃。ただでさえ忙しい看護業務に、拍車をかける「ムカつく」出来事の数々、看護師のみなさん実感していると思います。
私自身の経験と、インタビューした看護師がムカついていること、発表します。
<おすすめ記事セレクション>ナースコールはファミレスの呼び出しボタンじゃない!連打する患者にムカつく
ナースコールは、緊急事態が発生した時に看護師を呼べる素晴らしいシステムです。異常を早く知らせてもらうことは、看護師にとっても有益なものです。
がしかし、使い手である患者・利用者が使い方を誤解していると大変なことになりますね。本当に動くことに支障がない患者さんからのナースコール、最初はすぐに対応します。
- 「お茶入れてきて」
- 「肩に湿布貼って」
- 「明日の朝ごはん何時だっけ」
- 「テレビのリモコン操作がわからない」
このような患者さんに限って、なぜか詰所から病室が遠い上に、ナースコールで要件を聞いても無視するという特徴を持っているような気がします。
このような患者さんに手を取られ、本当にケアが必要な患者さんに手が回らない時に「ムカつく」私は人間が出来ていないのでしょうか。
なんでもかんでも看護師のせいにする医師!ムカつくし人格を疑う
患者さんとより良い関係を築きたいと思っているのは、医師だけではありません。看護師を含むコメディカル、職員みんなの願いです。看護師のAさんが、ちょっと聞いて!と話してくれたエピソードを紹介しましょう。
採血を受けた患者さんが結果を聞きに来院されました。
「先生、気になっている甲状腺の値どうですか?」え、項目に含まれていないし、指示も出ていないのです。
医師が患者に言うことには「すいません、甲状腺検査の依頼、看護師が忘れていたみたいで出てないですね、注意しときますね」
先生、なんでも看護師のせいにするのはやめてください!患者さんには、先生が嘘をついているとは言えませんから、なぜか看護師が謝ることになるそうです。
この時間は本当に忙しいから問い合わせはやめてほしい、病院事務にムカつく
私たちが行った医療行為や看護は、レセプト請求されます。そのレセプト請求や、会計を担当してくださるのが事務の方です。医師の指示、実施、レセプト算定という一連の流れで円滑に病院経営がなりたっていると言えます。
しかしながら、配膳、申し送り前などの非常に忙しい時間に、
- 「○○さんの酸素は何時から何時まで投与したんですか?」
- 「創傷処置の範囲100㎜超えてる?」
等の問い合わせが頻繁にあると、かなりストレスが高まります。
病院事務も自分の仕事ですから致し方ないので、問い合わせがムカつくと言い切ることはできませんが、お互いの事情を尊重したいものですね。
まとめ
いかがでしたか?看護師は患者・利用者様を中心にした、医師、事務員、コメディカルのチームで仕事をしています。関わる業種、人数はかなり多いですね。
かかわりの中で「ムカつく」ことはたくさんあると思います。看護師のみなさん、効率的に気分転換をして「ムカつく」ことを、解決する力を蓄えたり、笑い飛ばせるといいなと思います。
一緒に頑張りましょう!