看護師の転職面接で自己紹介の例文5選

看護師の転職面接で自己紹介の例文5選

看護師の転職面接でも自己紹介は、避けて通れない質問です。

何を・どれだけ・どんなふうに・どれくらいの時間で 話せばいいのか、不安になっていませんか?

当然、面接のスタート段階で「自己紹介をお願いします」と面接官から言われることでしょう。

緊張しすぎて、名前しかしっかり言えた気がしない、なんてことにならないようにしたいものです。

逆に、自己紹介に盛り込み過ぎてダラダラ話してしまい、面接官に「その部分は後で詳しく」なんて遮られでもしたらつらい気持ちになりますね。

今回は、効果的な面接につながる「看護師の転職活動 自己紹介の例文5選」をご紹介いたします。

分かりやすく、面接官目線でご紹介していきましょう!

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基本的なデータが入っていないぞ、情報不足の自己紹介

「看護師の○○と申します。今は□□病院で勤務していますが、来月いっぱいで退職の予定です。今日はよろしくお願いいたします。」

面接官は、「何歳で経験何年なの?」「どんな分野で働いているの?」「え、なんで退職するんだろう?」と思い、瞬時にその後に続く質問を繰り出してきます。

例えば、

□□病院にお勤めとのことですが、□□病院は循環器科で有名な病院ですが、どの科でお勤めですか?

履歴書では経験3年目の様ですが、その前は何かお仕事をされていたのでしょうか?

と言った感じです。

面接の内容が、基本的はパーソナルデータを聞き出すような内容になってしまい、自分の強みをアピールする時間がなくなってしまいます。

「看護師の○○と申します。29歳で看護師3年目です。看護師になる以前は歯科助手として勤務していました。現在は□□病院の循環器内科病棟に勤務しております。循環器の症例がさらに多い貴院で循環器に関するスキルアップを図りたいと希望しております。本日はよろしくお願いします。」

氏名・年齢・経験年数・現在の勤務先と配属科・簡単な志望動機を簡潔に盛り込んでください。

もっと元気だしてほしい、謙遜しすぎの自己紹介

「看護師の○○と申します。・・・あの、今日はおいそがしいところすいません。今は、□□病院の外来で働いています。外来勤務しかしたことが無いので・・・ちょっと自信ないんですけど・・・」

そんなわけあるまい、と思われるかもしれませんが、意外に多いこのタイプ。情報不足な上に、声が小さく自信がなさそう、しかもいきなりネガティブデータを発するタイプです。

必要なことを盛り込んで、はっきりした声で自己紹介してください。

圧が強い、アピール盛り込み過ぎの自己紹介

「看護師の○○と申します。30歳で経験7年目です。現在は□□病院の外科病棟に勤務し、感染管理のリンクナースを担当していますが、今後は感染管理の認定看護師になりたいと思っていますので、感染についてもっと勉強して頑張りたいです 続く・・・」

初対面の相手を前に、まず自分のできることをアピールすることは必要です。

しかし、いきなり「やりたい事や希望」を投げつけると相手はひるんで、ちょっと白けた感じになってしまいます。このタイプの人は話が長いことも特徴です。

まずは自分ができることを謙虚にアピールしましょう。

「看護師の○○と申します。30歳で経験7年目です。新卒で□□病院の外科病棟に就職し現在も勤務しております。役割は、感染管理のリンクナースを担当しており、この分野をもっと勉強したい気持ちでいます。」

自分が担っている役割や、得意な分野と共に、今後頑張っていきたいテーマをさりげなくアピールします。

これだけで終わっちゃうよ、長すぎる自己紹介

「看護師の○○と申します。10年目です。新卒で□□病院の外科病棟に就職し2年働いて、△△病院に転職し外来で4年目です。なぜ外来に言ったかというと、子供が小さいので夜勤が無いところに行きたかったからなんですけど、子供も大きくなってきたのでそろそろ病棟勤務も頑張ってみたいと思ってこちらにきました 続く・・・」

自己紹介でながながと転職の経過や、家庭の事情を話すのはやめてください。面接官はげんなりします。

あくまでも、志望動機や自己PRにつながるエピローグと考えてください。

カンペを読んだだけのような、全く個性のない自己紹介

「看護師の○○と申します。30歳で経験7年目です。現在は□□病院の内科病棟に勤務し、新人教育担当をしています。貴院では、看護師としてスキルアップできそうに感じていますのでよろしくおねがいします。」

一見模範的ではありますが、面接で多用される「看護師としてのスキルアップ」は個性が無いキーワードです。

何が出来て、何を学びたいのかが伝わってきません。印象に残らない自己紹介となってしまいます。

まとめ

いかがでしたか?ダメな例を面接官目線でまとめてみました。

自己紹介は、映画の予告編のようなものです。

この人の話を聴いてみよう、と思ってもらえそうな魅力的な自己紹介が出来れば、面接の勝率はグンと上がりますよ。

看護師の転職面接、自己紹介文を考えたり履歴書を作成したり、慣れない作業に自信が無い方は、ぜひ転職サイトに応募してみて下さい。転職活動のプロから無料でアドバイスを受けることが出来ます。

看護師の転職活動の成功を応援しています!


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