看護師が転職できる年齢は何歳まで?
- 2016/6/12
- 転職・マネー
看護師が転職できる年齢は何歳まで?
病院に勤めているが、そろそろ体力的に限界になってきた。でも自分の年齢を考えてみると、辞めても次に行くところがないかも知れない。
このように、自分の年齢を考えて転職をあきらめている人が多くいると思います。実際のところ看護師が転職できる年齢って何歳までなのか考えてみましょう。
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50才を超えるような看護師が、新たに転職する場合、新しい技術をすぐに覚えられるのかとか、次に入った職場の人間関係がうまくいくのかなど不安に思うことがあると思います。
でも、慢性的な看護師不足に悩んでいる病院は多く、猫の手も借りたいくらいの病院があるのは事実。
1日3回の胃ろうや経鼻栄養の患者さんへの注入の人手が足りないので、注入容器の洗浄と消毒、注入容器への栄養剤の投入。患者への注入試行と注入後の容器の回収など、それだけを主に担当してくれる人を募集している施設もあります。
中には70代や80代の看護師が現役でバリバリ働いている施設もありますから。
また現在人間関係がぎくしゃくしているような職場では、これまでの人生で年齢を重ねてきたからこそ身についている人間的な大きさを新しい人材に求める場合もあります。
そういった勤務先を見つけられれば、年齢にこだわることなく安心して転職できますよね。
年齢に関係なく転職出来る場所はいっぱいあります
看護師の業務は本当に多忙です。2交代3交代で働きその上、看護研修会や看護研究、委員会活動などの出席のため休日も出勤になってしまうことがありますよね。
転職して実際に新しいことを覚えるだけでもアタフタするのに、その上夜勤や休日出勤があったら体が持つのかと心配になると思います。
中には若い頃は平気でやっていた夜勤も、最近すごく疲れるのでもうしたくないという人もいるかも知れません。そんな人は夜勤や休日出勤がまずないデイサービスや、老健施設、老人ホーム、クリニック、献血ルーム、健康診断業務などを探すのもひとつの手です。
老健施設や老人ホームには必ず介護スタッフがおり、入浴介助やオムツ交換などは介護スタッフだけが行うところもあります。看護師は看護業務だけに集中できるというわけですね。
このように、年齢的に無理のない転職先は探せばきっと見つかりますし体の負担も軽減されることがわかったと思います。
非常勤やパートからはじめるのも手です
若いナースを大量採用する病院などではなかなか正社員では、採用に至らないこともあると思います。このように40台後半~60台の転職は、若い看護師の転職に比べて不利になることがありますよね。
でも、始めは非常勤やパートからでも採用してもらえるならチャレンジしてみるべきです。
謙虚な姿勢でまじめに働くところを認めてもらえれば、年齢に関係なくいずれ正社員として新たに契約をしてもらえるところはたくさんあります。
どうせこの年齢では無理だとあきらめずに、自分が働きたい病院に非常勤やパートからでも良いのでチャレンジしてみてください。
最後に
このように、看護師の転職においてはいくつまでなら可能とあまりこだわる必要はありません。もしも年齢的に今の仕事に限界を感じているなら、視点を変えて新たな場所で働いてみましょう。それが看護師を長く続けていく秘訣なのかも知れませんね。