看護師の常勤・非常勤を徹底比較!そのメリットとデメリットは?
- 2015/7/8
- その他, 転職・マネー
- ワークライフバランス, 非常勤の看護師は楽
看護師の常勤・非常勤を徹底比較!そのメリットとデメリットは?
様々な職場、働き方が選べることも魅力な看護師の仕事。その働き方ひとつをとっても、常勤・非常勤とがあります。
今回は、その違いを徹底比較。それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
<おすすめ記事セレクション>1.常勤と非常勤の違い
常勤は常時勤務の略で、フルタイムで働く正職員のことを指します。
常勤は月給制でボーナスも支給され、住宅手当などが出るほか、有給休暇制度・夏季休暇、その他病院・施設の福利厚生も対象となります。
非常勤は時間や勤務日数などは雇用主と契約で定め、多くは時給制でボーナスは支給されないことが多いです。
健康保険・厚生年金・雇用保険などの社会保険の加入は労働日数・労働時間を主として定められています。
配偶者の扶養となる場合は、あまり関係はありませんが、扶養に入らない場合は職場の社会保険に加入できるかできないかで、実際の収入が大きく変わってきますので、気をつけたいところです。
また、非常勤は常勤で不足する部分を補うことがほとんどですので、即戦力が求められます。勤務する病院・施設で求められる技術と自分の持っている技術とが違い、ミスマッチングにならないよう面接でしっかりと確認しておくほうがよいでしょう。
2.非常勤看護師のデメリット
非常勤看護師のデメリットとしては、先に述べたように福利厚生の対象とならないことです。多くは時給制ですので、昇給や退職金もありませんし育児休暇や産休も対象外です。
例えば、病気や忌引きで休まなければならないとき、常勤であれば有給やその他の取り決めで給料が差し引かれることはありませんが、非常勤であれば休んだ分の時給は支払われませんので、収入に直結します。
金銭面・福利厚生を考えると、やはり常勤のほうが手厚い待遇となっています。
3.非常勤看護師のメリット
非常勤のメリットは勤務以外のわずらわしいことを行わなくてよいことがあげられます。
病院勤務であれば、委員会や勉強会、看護研究などのプライベートを削って行う活動がありますが、非常勤ではそれらに時間を取られることはありません。
また、夜勤がある病院・施設では常勤であれば夜勤をしないことは難しいですが、非常勤であれば夜勤をしないという契約で働くこともできます。
また、勤務日数や勤務時間は雇用主と契約の上決めていくため、希望が通りやすく融通がききやすいこともメリットです。
シフトが出るのは数日前という病院・施設もあり、常勤で働いているとシフトが出るまで予定がたてられない、休み希望は月2~3日しか出せないというところも多いと思いますが、非常勤ではそのようなことがないのも魅力です。
最後に
いかがでしたか?収入や福利厚生などの待遇を考えるならば常勤、自分の生活スタイルに合わせた働き方をしたいならば非常勤がオススメです。