ウメテリン点滴の張り返しっていつまで続くの?
切迫早産や切迫流産の危険がある場合に、緊急入院をしてウメテリン点滴を投与します。
そもそも子宮が収縮を始めてしまい、予定日よりも早く産まれて来ようとする赤ちゃんをお腹の中にとどまらせることが目的です。
ですので、ウメテリン点滴をやめると、お腹の張りが戻ってきてしまうのです。その張り返しは、いつまで続くものなのでしょうか。
ウメテリン点滴をやめると張り返しになるの?
出産というのは、人それぞれ全く違いますので「必ずこうなる」という答えのようなものはありません。
ただ、切迫流産や切迫早産でウメテリン点滴をしているわけですから、点滴をやめた途端に陣痛が始まる場合もあります。
とくに初産の場合には、その痛みが陣痛なのか、張り返しなのか判断できないこともあるかと思います。気になる症状がある場合には、医師や看護師にすぐ相談してみると良いでしょう。
結論としては、ウメテリン点滴をやめると内服薬に切り替わりますので、必ずしも張り返しになるとは言い切れません。
ただ、どれくらいの期間ウメテリン点滴をしていたのか、どれくらい入院しているのか、どれくらいの量のウメテリン点滴をしているのかなどによっても、点滴をやめた後の症状は異なってくると言えるでしょう。
ウメテリン点滴の張り返しはいつまで続くの?
ウメテリン点滴をやめると、必ずしも張り返しになるとは言えないのと同じように、いつまで張り返しが続くのかは、はっきり言って断言できません。
点滴をやめたらすぐに陣痛が始まり、そのまま出産になることも考えられますし、退院して週週間後に出産になることもあるでしょう。
ウメテリン点滴をやめてから出産まで、どれくらいの期間かに関わらず、ずっと張り返しが続くこともあれば、しばらくすると落ち着く人もいます。
本当に人それぞれですので、何とも言えないというのが実際のところです。
陣痛に比べると、張り返しの痛みは耐えられるものでしょうが、毎日続いている人にとっては、本当につらいものです。
早く赤ちゃんに出てきてもらいたいような気分になることもあるでしょうが、赤ちゃんは、産まれてきたい時に産まれてきます。
なるべく予定日までお腹の中で育てた方が、元気な赤ちゃんが産まれてくる確率が高いので、つらいでしょうが今しばらく耐えてみましょう。
もし入院中ならば、何でも不安なことは相談できる状況ですし、退院後でも不安な症状は相談することが大切です。
※あくまで参考です。詳しくは病院でお聞きください。
まとめ
ウメテリン点滴後の張り返しは、かなり個人差がありますので、一概には言えません。出産そのものが一人一人まったく違いますので、初産でも二人目でも同じ出産になるとは考えにくいです。
張り返しがあまりにひどいようなら、再度ウメテリン点滴をする場合もあるでしょうし、内服薬を増やすこともあるでしょう。
病院によって方針が違う場合もありますので、誰かがそうだったから、自分も同じ対応になるとは限らないのだと頭に入れておくと良いですよ。