看護師が一年目での転職を避けるべき3つの理由
「石の上にも三年」ということわざがあるように、ある程度長く働くことが一般的に求められていますよね。特に1年未満での退職は避けるべきです。その理由を3つあげてみました。
<おすすめ記事セレクション>1.書類選考で落とされてしまいやすい
ブラックではない、良い求人には、応募者も当然多くなります。面接が当然受けられるとは限りません。
書類選考では、落とす材料を履歴書から探されてしまいます。
よほど丁寧に添え状や職務経歴書を書いて、自分のアピールポイントに目を向けてもらわない限り、1年未満での退職は書類上かなり目立つことは間違いありませんよね。
「適応力や忍耐力が無いのでは」「採用して仕事を教えても、またすぐに辞めるのではないか」と思われてしいますよね。
ライバルに20代や、教育体制の整った大規模病院で5年以上経験を積んできた人がいた場合、不利になってしまいます。
2.第一印象が悪くなりやすい
一年未満の退職でも、自分や家族のけが・病気など、やむを得ない事情により避けられなかったということもあるでしょう。
そのような事情をきちんと説明できれば良いのですが、職場とのミスマッチであった場合、看護師は就職が有利だから、十分下調べせず就職活動をしたと思われてしまいますよね。
一般的には、「考えが甘い人」と悪影響な印象を与えてしまいます。
書類選考や面接は通っても、職場では前にどこでどれくらい働いていたかは良く話題にのぼりますよね。
短期間で転職を繰り返していることは、社会人としての信用を失いやすい要素です。
3.自己肯定感が下がりやすい
1年未満で退職してしまった場合、誰よりもそのことで自分を責めるのは、自分自身ではないでしょうか。
誰もが納得できるような理由が無い場合、1年も頑張ることができなかった自分を情けなく思ってしまいませんか。
「1年」というのは、学生でも社会人でもひとつの大きな節目ですよね。「何があってもまずは最低1年がんばろう」と考えることが多いですよね。
「1年間はこの病院のやり方に我慢してきたけど、どうしても自分には合っていないと思う」というのと、半年未満でその職場に見切りとつけるのとでは大きく違うように思います。
早期退職によって、少なからず落ち込んでいる所に、周囲からも「もう辞めたの?」「1年くらい我慢できなかったの?」と言われやすいですよね。
さらに落ち込み、自尊感情は下がる一方になってしまいます。
まとめ
マイナス評価となりやすい1年未満の退職ですので、避けられる限り避けた方が良いですよね。
でも、もうすでに1年未満で退職してしまった場合は、自分の中で気持ちを整理し、言い方を換えてマイナスイメージを補うしかないですよね。
職場とのミスマッチが退職理由の場合、事前調査が足りなかった自分の甘さを正直に述べ、反省の意を示すのはどうでしょうか。その上で、新たな決意をもって転職活動に臨んでいると話せば、前向きな印象を与えられますよね。
看護師の場合、失敗や挫折を経験した人の方が、患者さんや家族に優しく接することができることもあります。
自分自身の気持ちの持ちようで、転職活動を有利に進めることもできますよね。同じ失敗を繰り返さないように、慎重な転職活動をしたいですね。