先輩看護師が教える!看護学生のバイトで注意するべきこと
世の中の学生さんにはアルバイトに明け暮れているという人も多いと思います。
看護学生にはあまりアルバイトをする時間はありませんが、私は自分のお小遣い程度はアルバイトでまかなえていました。
私の経験をふまえてアルバイトと看護学生生活を両立させる方法を紹介します。
<おすすめ記事セレクション>1.1年次で稼ぐ
看護専門学校でも4年制大学でも1年次のときは3日程度の実習が2~3回あるのみです。
2年次、特に3年次になると実習が多くなり、平日はもちろん休日も平日の実習記録に追われアルバイトをする時間はほとんど取れません。
専門学校の3年次は4月~11月まで切れ目なく実習が続き、その後は国家試験の勉強に移ります。そのためアルバイトをするならば1年次のうちがおすすめです。
ただし、1年次でも学内で看護技術を勉強する演習があります。演習は技術習得(合格)のために空き時間に自習を迫られることも多く、その時間は確保するようにしましょう。
2.長期休暇で稼ぐ
専門学校の長期休暇はほぼ高校と同じ時期・期間、4年生大学では夏休みは2カ月、春休みは1~2カ月程度となるところが多いようです。
この期間は実習も授業もありませんので、集中してアルバイトを行うことができます(実習を落とすと補修実習となる例外もありますが・・・)。
私の学校は大学病院付属の専門学校でしたが、長期休みには看護助手としてのアルバイト募集もあり、働いた友人によると病院業務の経験にもなりためになったと話していました。
ただし、長期休暇明けのテストもありますので、単位を落とさない程度に試験勉強する時間は確保しましょう。高校生の頃に比べて学ぶ科目はぐんと増えますので、その分試験も増えます。
特に1年次は座学が多いので、テストに追われているという印象を持つ学生さんも多いようです。
3.単発アルバイトを利用する
それでも2年次、3年次もアルバイトをしたい場合、単発アルバイトをすることもおすすめです。
週○日入らなければならないといったシフト制のアルバイトでは雇ってもらいづらくなるため、シフトに自由がきく単発アルバイトをしている人もいました。
4.実習内容を把握する
実習によっては実習記録が少なく、比較的土日に時間が取れる実習もあります。先輩に聞くなどしてその実習の「難易度」を把握しておけば、スケジュールが立てやすくなります。
これはアルバイトに関わらず、遊ぶ計画を立てるときにも便利です。
最後に
看護学生生活とアルバイトの両立は本当に大変です。アルバイトに追われて単位や実習を落とすことになっては本末転倒です。
学校には奨学金を設定しているところも多く、付属の学校でなくても、就職予定の病院から奨学金をもらえるところもありますので、それらをうまく利用して学業にしわ寄せがでない程度のアルバイトにしたいものです。
しかし、アルバイトによって人間関係が広がったり社会経験になることも多いので、うまく両立させながら充実した看護学校生活を送ってくださいね!