これぞ看護師!面接後のお礼メールはなんと書く?
看護師の就職活動、面接後にお礼メールを送った方がいいのでしょうか。
はい、ぜひ送ってください!
数々の看護師採用面接を担当してきましたが、面接後、お礼のメールを送って来てくれる応募者の方は少ないのです。
感じの良い、常識ある面接後のお礼メールは面接時のあなたの印象を再確認してもらえるきっかけになります。場合により面接でのちょっとしたミスをカバーする効果もあります。
看護師 面接後のお礼メール 採用を左右することがあります
例えば、1つの採用枠に2人の看護師が応募してきたとします。
履歴書から読み取れる経験、面接での印象、条件が合致しているか等の選考ポイントを照らし合わせ、決めかねるほど僅差だったとします。
決めかねている面接官のもとに、一方の看護師から礼儀正しい「面接後のお礼メール」が届いた場合どうでしょうか。
メールを送った看護師の採用に傾くと思いませんか。
私は実際に面接を担当し、お礼メールをもらったことがきっかけで採用を決定した看護師さんがいます。
<おすすめ記事セレクション>お礼メール送るタイミングに注意、誤字脱字に注意
面接後のお礼メールは、送ることが重要なことはもちろんです。
そして、送るタイミング、送る内容も大切です。
自宅に着いたら直ぐに面接後のお礼メールを送ることが理想ですが、無理なこともありますので、「当日中」を目指しましょう。
内容以前に「誤字脱字」に注意しましょう。
社会人として当たり前のことですが、意外と見落としがちなのは、相手方の正式名称、肩書きの記載です。
医療法人・社会福祉法人・株式会社等の部分も間違えないようにしましょう。この部分は間違いの多いポイントです。
お礼メールで自己PRはNG 礼儀正しく簡潔に
ついつい内容に「今日は緊張してしまって・・・」「ぜひ○○科で働きたいです・・・」などの言葉を入れてしまいそうになりますが、ちょっと待ってください。自己PRは面接の場で終っています。
看護師 面接後のお礼メールの趣旨は「面接という時間を割いてもらったことに対するお礼」であることを忘れないでください。面接の内容をフォローするためのものではありません。
具体的に何を書けばいいのでしょうか
例文を示します。
件名:面接を受けさせていただきありがとうございました
医療法人◯◯会
人事部長 □□様
メールでのご連絡失礼いたします。
本日、面接をしていただきました看護師の△△と申します。
本日は貴重なお時間を割いいただき、誠にありがとうございました。
面接の中で□□様とお話しさせていただき、貴院の理念、看護部の体制について一層理解が深まったと感じております。
以前より貴院での勤務を希望しておりましたが、その気持ちはますます強くなりました。
本日の面接で良い結果を頂けた場合、貴院で今までの経験を発揮していきたい所存です。
貴院のお役に立てることを希望しております。
取り急ぎ、面接でのお礼を申し上げます。
本日はありがとうございました。
(この後、氏名・メールアドレス・所属・連絡先を記載します。)
まとめ
いかがでしたか?
看護師の面接後、お礼メールを書くこと自体「知らなかった」という方もいらっしゃると思います。
礼儀正しく常識的なメール内容であれば、マイナスに作用することはありません。
面接であなたに好印象を持っていただけた場合は、更に光ると思いますし、残念ながら印象が薄かった場合でも再度目に止めてもらえる機会になりますよ。
お礼メールを送ることや、自分で考えた内容が常識的で礼儀正しいかが不安な方は、面接前に転職サイトに登録してお仕事探しをすることをお勧めします。
転職のプロが内容をチェックしてくれることでしょう。
そして、担当者に面接をセッティングしてもらいますので、当然担当者から面接官へもお礼メールや電話が入っています。Wの効果が期待できると言えますね!