【保存版】看護師の面接で使える志望動機の例文3選
看護師はまだまだ人材不足の売り手市場のため、求人に対して採用される割合が高い職種です。
ただし、採用者側も誰でもいいから看護師であればいいわけではなく、組織にプラスとなる人材を獲得したいと考えています。面接さえ受ければ必ず採用される保証などありません。
特に志望動機は重要です。
看護師が失敗しがちな志望動機の実例も挙げて、解説していきます。
看護師の面接で使える志望動機の例文5選、保存版です!
まずは失敗の実例から
<おすすめ記事セレクション>「病院の理念に共感」タイプ
貴院の理念である「患者様の立場に立った温かい視点」という理念に共感したからです・・・
良くありがちな志望動機の文言ですが、採用側の本音は「だからどうした、あなたは何がしたいんだ」です。
共感した理念を元に、自分が一体何を提供できるのかを掘り下げていくことが必要なのです。
「給与、待遇、福利厚生重視」タイプ
貴院は福利厚生が充実しており・・・
給与の高さや、待遇、福利厚生が目当ての看護師は長く勤めるという視点が欠如していると思われてしまいます。もっと条件が良いとことがあれば目移りすると思われてしまいます。
病児保育があるから、家から近いから、といった内容も同じですが、子育て中の看護師であれば正当な動機と受けと受け止められることが多いです。
「教わって当然」タイプ
貴院で看護技術の基礎を教えてもらいたい・・・
就職先は学校ではありません、看護師個人に対する教育は病院の義務ではありません。勉強させてもらって当然という姿勢は良い印象を与えません。技術が未熟であっても、自分には何ができるかを考えましょう。
失敗の志望動機に共通する事とは
3つあります。
1.採用者側の視点が抜け落ちていること、客観性がない。
2.あなたを採用して、どんなメリットがあるのかを感じさせない。
3.具体性が無い。
この3つです。
志望動機は、「応募者にとってその施設にどんな魅力があるか考えたこと、思ったこと」ではありません。
看護師の面接 良い志望動機の例文
例文1
私は自分の長所は周囲に気配りと配慮が出来ることだと思っています。人としての気配りと配慮は貴院の理念である「患者様を大切にする医療」を実践する上で欠かせない要素だと考えています。
今後もこの長所を生かしながら、看護師としての専門知識の向上に努め、貴院に貢献できる看護師を目指したいと考え志望させていただきました
施設の理念と、自分の長所を組み合わせてアピールしています。単に理念に共感するだけでなく、自分の長所は理念達成に役立つとアピールしています。
例文2
私が貴院を志望した理由は、消化器外科の最先端医療を提供されていることを知り、病院のお力にならせていただきたいと考えたためです。消化器外科に関しては経験がありませんが、消化器内科で培った今までの経験を活かしつつ前向きに勉強しながら良いケアを提供していきたいと考えています。
自分がやりたい事だけではなく、貢献できることも盛り込んでいるのがポイントです。
例文3
私が貴院を志望した理由は、今までの循環器内科看護の経験から心不全患者様の在宅復帰や、再発予防支援が重要と考え、将来的に慢性心不全認定看護師を目指したいと考えているためです。
今までの経験を活かし、心不全患者様の社会復帰や予防行動をサポートを実践し、貴院に貢献できる看護師になりたいと考えております。
今まで培った経験、知識を発揮し組織に貢献したいという考えを明確にしています。
まとめ
いかがでしたか?
看護は患者様や利用者様の視点に立って物事を考え行動することが必要です。
志望動機に関しても、採用者側の視点に立って「この人なら一緒に働きたい」と考えてもらえるようにしましょう。
看護師が陥りがちなミスは、勉強へのやる気=熱心さ、という観点でアピールしがちなことです。
以上を踏まえて、志望動機を考えてみたものの自信が無い、大丈夫かが心配な方は多いと思います。
そんな方は、転職サイトに登録し就職活動を進めることをおすすめします。
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