面接するなら覚えておきたい看護師の転職理由7選
看護師が転職するときに必ず通らなくてはならない面接ですよね。その面接で転職した理由は必ず聞かれると思いますが、どのように言えばいいのか本当に困りますよね。
今回はそんな転職理由について考えていきたいと思います。
<おすすめ記事セレクション>理由1 人間関係で辞めた
上司と同僚との人間関係に悩まされて転職したいと思う人は多く、実際辞めた人の5人に1人が、人間関係が理由だと言われています。
でも、正直に上司や同僚とウマが合わなかったとか、先輩にいじめられたとかパワハラにあったとか、前の勤務先で起こったことをそのまま言うわけにもいかないですよね。
このような本音を面接であからさまに言ってしまうと、採用する側もこんなことを言う人がうちでうまくやっていけるのかと不安になってしまいますから。
言い方ひとつでマイナスイメージを持たれてしまうので、注意しましょうね。
人間関係に触れたいときは、前の職場では私もいろいろ努力はしたものの複雑な人間関係がありました。でも今回の職場でもっと人間的にも成長しながら前向きに頑張りたいと思っています。
このように他人のせいにばかりせずに、自分も変わろうと思っていることを伝えることが重要です。
理由2 自分のスキルアップのために辞めた
スキルアップに関しての理由はたくさんあります。
例えば、患者さんの床ずれに興味を持ちもっと褥傷のケアの知識を深めたいと思いました。
いずれ褥傷の専門看護師になれればと考え、こちらの病院に転職したいと思いました。
糖尿病に興味があるので、もっと糖尿病のことを深く学びたいと思いこちらの糖尿病外来で勤務したいです。
私はここで働きながらいつかケアマネージャーの資格を取りたいと思いますなど。
このように面接では、今後自分が取り組んでいきたいことを具体的に言うと印象が良くなります。なぜ前の勤務先では実現できなかった、その理由も添えられると良いでしょう。
理由3 忙しくて残業が多いので辞めた
ただただ忙しかったと言うだけでは、面接官にうちの病院だって忙しいよと思われるだけです。
具体的に、前の勤務先では点滴の仕分けや物品管理など雑務も多く、患者さんとゆっくり関われる時間がなかった。もっと看護業務に専念したかったなど、忙しいことをプラスの言い方で置き換えるのがベストです。
また残業が多くて辞めたということだけを面接で言ってしまうと、この人は残業が出来ないと誤解されることもあるので気をつけましょう。
理由4 結婚をきっかけに辞めた
結婚して辞めた場合、いったん辞めて家庭に専念したいと思ったのに何故また働きたいと思うのか、その理由を聞かれるでしょう。
結婚して新しい生活に慣れたからや、家から近くて通勤時間も短縮できるのでとか、家事と両立が出来ると思ったからなど、きちんとした理由を一緒に言うと面接官の印象も良くなります。
理由5 体調が悪くなって辞めた
体調が悪くて辞めた場合どこの疾患なのか、また現在通院しているのかやどんな薬を飲んでいるかまで具体的に言えば安心してもらえます。
うつ病などの精神的なものや、腰痛など業務に差支えがありそうな病気は隠さずに、現在の状況を伝え、きちんと働けることを話しましょう。
理由6 家族や配偶者の転勤で辞めた
このような理由は病院側にとって、次にいつまた転勤になるのか不安になるものです。
もう今回の転勤でしばらくは転勤がないと思います。または何年後に転勤の可能性がありますというように、後々、勤務先とトラブルにならないためにも今後の予定を伝えておく方が良いと思います。
理由7 給与がもっと欲しいので辞めた
仕事がハードなのに給与が安すぎる。同じくらいの仕事量なのに友人が働いている病院は給与が3万円も多いなど、こういった給与に不満があり辞めるケースも多いと思います。
でも、転職理由に給与面を言うのは辞めたほうが良いでしょう。
この人材なら妥当な給与だと思ってもらえればいいのですが、給与の要求が高すぎて、今回は採用の余地がないと思われてしまうかも知れません。
最後に
新しく採用するにあたって面接官はあなたのやる気を見ています。正直な転職理由を述べることは大事ですが、言い方次第で印象が変わってくることがわかったと思います。
これらのことに気をつけて、面接でくれぐれもやる気のない人と思われないようにしましょうね。