ママ看護師必見!かしこい保育園選びで失敗しないポイント
現場は、ベテラン看護師がいないと成立しません。
ベテラン看護師もずっと独身を貫き、仕事一筋という方も、結婚・妊娠・出産・子育てを経験し、家事と仕事を両立しながら勤務を続けて頑張っている方もいて様々です。
子育て中で、働ける時間に制限がある看護師さんはお断り、なんていっていると現場は回りませんね。子育てが終了し、更に認定看護師取得など看護師として、管理職として大きく活躍される方もたくさんいます。
全国的に待機児童問題が叫ばれていますが、働く看護師さんにも切実な問題です。
今回は、ママ看護師さんと、保育所事情を考えていきたいと思います。
ケース1 保育所からの呼び出し電話に怯える日々
勤務中、保育園からの呼び出しには常に怯えています。熱が出た、下痢になった、嘔吐した、発疹がでた・・・。
保育園は、集団感染を恐れて規定で決められた状態になれば、ママ看護師の職場や携帯に迎えに来てほしいと連絡が来ます。
子供は、朝元気そうに見えても、保育園に行った途端吐いたり、熱を出したりするものです。保育園に慣れていない時期はなおさらです。
しょっちゅう呼び出されるママ看護師には、責任ある仕事が任されにくく、「またかよ」という冷たい視線にさらされることもあります。しょうがないとは思いながら、肩身の狭い日々です。
ケース2 毎朝2か所の保育園をはしごでクタクタ
保育所の待機児童問題で、上の子と下の子が同じ保育園に通えない可能性もあります。
仕事前に、前後に子供を自転車に乗せ2か所の保育園を回る、しかも通勤ルートから外れているとなると仕事前にすでにクタクタです。
せめて始業時間を少しずらしてもらうなど、融通がきけばいいのですが定時出勤だと疲労困憊です。
ケース3 無認可保育園に預けてヒヤヒヤ
遅くなりそうなときや、夜勤の時、家族に任せられない時、やむなく無認可保育園を利用しているママ看護師さんもいます。
いろんな事件・事故のニュースもあります。働く為とはいえ、預ける不安もありますし、かなり費用も掛かります。安心して勤務に集中できない日々は、ママにも子供達にもストレスになります。
保育園がある病院のメリット
個人のクリニックや小規模な病院では難しいですが、ある程度の規模の病院では、保育園が併設されていることもあります。
病院で働くスタッフの勤務を考慮し、病児保育も対応してもらえて、よっぽどのことでなければ勤務中の呼び出しが無い保育園や、夜勤時も安心して預けられる保育園もあります。
看護師不足の病院では、ママ看護師さんが優先して入園させてもらえる制度もあります。
時短勤務が可能な病院のメリット
育児短時間勤務制度を利用して、常勤雇用の条件のまま勤務時間を減らす(概ね1日6時間)ことを検討すれば、朝の時間に余裕が出来て仕事と育児の両立が可能となる場合があります。
この制度を利用すると、基本給の何割かが減額になることが普通です。しかし、非常勤勤務と違い福利厚生や保障は充実しています。
パートや非常勤だけでなく、育児短時間勤務制度を利用させてもらえる職場を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
子育てしながら看護師として働くことは大変な重労働です。
職場の理解、働ける制度の充実、安心してお子さんを預けられる環境、家族の理解のどれが欠けても働くことが難しくなります。
ママ看護師さんを支援してくれる病院ばかりではなく、職場選びに失敗するととても辛い思いをしたり、疲労してしまうことがあります。
保育園が充実して安心して子供さんを預けられる病院、時短勤務が可能な病院、勤務時間を柔軟に対応してもらえる病院はぜひ転職サイトに登録して探してみて下さい。
先輩ママ看護師さんの体験談や、支援の実例などを提案してもらえると安心ですね。