浮気、いじめからパワハラまで!看護師、驚愕の退職理由5選
看護師さんは、売り手市場で退職しても次の職場が決まりやすいと言われています。
就職活動での、志望動機、自分の長所短所、得意分野の答えかたや、履歴書作成には一生懸命取り組まれていると思いますが、退職先病院やクリニックへの退職意思の伝え方、退職理由の伝え方はしっかり考えられているでしょうか。
思ったまま、本音の退職理由をストレートに伝えていい場合とそうでない場合があります。また、あまりにも虚偽すぎる退職理由もいけません。
夫の転職、介護・育児、家業を継ぐ、等の理由はそのまま伝えていい例ですが、それ以外はどうでしょうか。
管理職として今まで携わった看護師さんとの面談や、ヒアリングで経験した「驚愕の退職理由」をご紹介したいと思います。
<おすすめ記事セレクション>親類縁者が次々不幸に見舞われる「不幸話退職」
在職中から、おじさんのお見舞いに行きたいから、お婆ちゃんの調子が悪いから、という理由での欠勤は多かったのですが、徐々におじさんが亡くなった、おじいちゃんが亡くなったと忌引きを取るようになっていきました。まさか、ほんとですかと疑うわけにもいかず、周囲もモヤモヤ。
最終的には、お母さんが亡くなった、忌引きを取ってこのまま辞めさせてください。との申告がありました。毎日お母さんに作ってもらったお弁当持ってきていたんですけどねえ・・・
しかし、それほどまでに休みたい、辞めたいという心境に追い詰められていたのに本当の理由を言ってもらえないのは悲しい事ですね。親類縁者の不幸を欠勤、退職の理由にする人はくせになっているパターンが多いです。
虚偽申請で忌引きを取得し、ウソがばれると処分の対象になります。
夫のDV、浮気、「家庭内不和退職」
看護師は圧倒的に女性が多いためか、家庭内不和を理由にした退職は珍しくありません。
夫が浮気をして家庭内がもめている、疲れてしまった、ゆっくりしたい。夫と離婚するので実家に帰る、もう通えない。等の理由です。
仕事は人生の一部ですから、プライベートな理由と切っても切り離せません。しかし、家庭内不和の上に退職までして大丈夫かなと心配してしまうようなケースもあります。
恨み節全開「いじめパワハラ退職」
同期に、先輩に、上司に不当な扱いを受けている。いじめられている、パワハラを受けたと声高に叫んで退職したいと訴える看護師さんはかなり多いです。
よくよく話を聴いてみると、病院の体制そのものや、本人の働く意識に問題があるケースも見受けられます。
いじめられて辛い、というよりは不当な扱いに対する抗議的意味や、いなくなって病棟が忙しくなればいいのにという気持ちから退職を選択すると後悔することになりがちです。
また、転職活動の面接で前の病院の退職理由を聞かれたときに、この理由をストレートに使えることはNGです。
その向学意欲、在職中もっと発揮してほしかった「留学したい退職」
20代30代の看護師さんに多い退職理由に一つです。
語学留学に対するあこがれが強い場合が多く、ワーキングホリデーでオーストラリアへといったケースが多いです。
着々と準備を進め、周りも理解している場合は応援できます。約半数は、まさに寝耳に水状態です。
たいていは短期間留学(遊び)ののち日本に帰り、また看護師として働き始めます。
目がテン「本当は看護師になりたくなかった退職」
新人看護師に多い理由です。
嘘のような話ですが、仕事で揉まれ、上手くいかない日々が続くストレスからか「私は看護師に向いていないのでは」「そもそも看護師になりたかったんだろうか」「いや、看護師になんかなりたくなかった」と転換されていくようです。
この理由で退職を切り出されたときは、全力で説得するようにします。頑張って国家試験に合格し、看護師として歩み出した貴重な人材です。仕事への自信を取り戻せるように援助する必要があります。
まとめ
看護さんの驚愕の退職理由いかがでしたか?
転職活動に前向きに取り組むためには、円満退職が欠かせません。退職理由も「立つ鳥後をにごさず」、社会人として恥ずかしくなく、次の職場でも堂々と言える内容にしたいものです。
上手な退職理由の伝え方、転職面接での答え方などは、転職のプロのアドバイスを受けると良いでしょう。
転職サイトに無料登録し、専任のアドバイザーにチェックしてもらえば安心です。
社会人として円満退職し、よりキャリアアップできる希望の病院に就職できるよう応援してくれますよ!