転職が成功する看護師に共通する4つの特徴
たとえ年度途中でも、入職や退職が日常的で、転職へのハードルが低いのが看護師ですよね。
求人はいつでもあふれていますが、その中から自分に一番合った転職先を見つけ、そこで落ち着いて働いて、自分の人生を充実させるためには、どのようなことに気を付けたら良いでしょうか?
転職が成功した看護師には、やはり特徴があると思います。
<おすすめ記事セレクション>1.挨拶や笑顔を心がけている
転職者自身も、もちろん新しい職場では緊張しますし、戸惑うことも多く、年齢に関係なく不安ですよね。
迎える側も同じです。特に、年齢が高い人が来る場合、仲良く楽しく仕事できるかどうか、気になりますよね。誰でも、人間関係の悪い職場で働きたいとは思っていないものです。
新しく来る人が、年齢が高く看護師経験豊富であっても、笑顔があり、初めて会う人に自分からきちんと挨拶すると、この職場に馴染もうとしていると伝わりますよね。
笑顔と自分からの挨拶で、今までの経歴をいったん捨てて、新人のような気持でやり直そうとしている姿勢を見せることになるでしょう。
もちろん、笑顔がある人は話しかけやすいので、周りも仕事を教えやすいですよね。
仕事を早く覚えると、それだけ職場に馴染むのも早くなり、長く快適に勤めることができますよね。
2.前の職場でのやり方を持ち出さない
採血ひとつ取り上げても、微妙にその病院によって清潔操作やチェック方法などが違うものです。基本的なことは同じなのですが、「そこのやり方」というものが必ずありますよね。
もっと動線を良くしたいなど、変えたいと思うことがあっても、しばらくは我慢した方が良いでしょう。少なくとも、初日から言うのはやめた方が良いでしょう。
危険なことに関しては、周りが使っていなくても自分は必ず手袋を使用するなど、まずは自分が何も言わずに実践すると良いかも知れません。
誰もが、より良くしたいと言う気持ちを持っていると思いますが、言われ方によっては、見下されたように思うかも知れません。
看護師といっても、准看護師から正看護師になった人、高校の看護科出身・専門学校や短大、大学を卒業している人など、出身は様々ですよね。
皆人知れず努力をして、看護師として経験を積み上げてきたのは同じです。
よほど倫理に反していて危険なことは、どう思われようと発言しなければいけない時もありますよね。
そうでない限り、まずは自分が新しいやり方に慣れ、そして仕事も覚えて人間関係も作り上げてから、すこしずつ変えていく方が受け入れられやすいでしょう。
3.分からないことを、素直に聞く
経験や知識が十分あっても、新しい職場では覚えなければならないことは山ほどありますよね。
マニュアルにはのらないけれど、その職場で働いていく上で重要なこと(医師の性格や介助につく時の注意点など)もたくさんあります。
「この先生につく時に気を付けたら良いことありますか?」「この検査は初めてなので、教えてもらっていいですか?」など、自分はどこまでできて、どこまでできないかを明確にし、教えてもらいたいことを素直に聞く姿勢が大切ですよね。
4.転職の目的がはっきりしている
転職目的や、志望動機が明確で、自分の中でぶれない人は、転職先に馴染むのも早く、そして長く働いているようです。
「子どもが小学生で習い事もさせているから、土日祝日休みで探して、ここにした」
「看護師としてスキルアップしたいから、お給料別に良くないし、残業も多いけど研修制度整っていて認定看護師もたくさんいる、ここで頑張る」
「長く働くために、通いやすさを一番に考えた。買ったマンションから徒歩圏内で、見学に行った時に、看護師や事務の人たちの雰囲気が良かったからここにした」
転職の目的の軸がしっかりしている人は、新しい環境にも柔軟に適応していますよね。
逆に、ただ何となくで決めてしまった人は、次から次へと不平不満がわいてくるようです。
終わりに
他の病院から、引き抜かれてきた人ではない限り、自分から望んで転職先に志望したので、分からここで働かせてください、と来たことになります。
それなのに、文句ばかり言っていると、好感も持たれませんし、不満が募って退職し転職を繰り返すのも、30~40代ではマイナスイメージになりやすいです。
転職が成功するよう、自己分析をしっかりとして就職先を選び、年齢や経験にとらわれずに新しい職場に馴染む努力をしたいですね。