転職する看護師が抱きやすい不安とその解消方法
どれほど看護師として経験を積んできても、転職する時には新しい職場での「人間関係」に一番不安を抱くのではないでしょうか。
自分が受け入れてもらえるか、いじめられないか、不安ですよね。人間関係への不安は、どのような解消方法があるでしょうか?
<おすすめ記事セレクション>1.高いコミュニケーション能力を無理やりにでも発揮
「人付き合いが苦手」「人見知り」というのは、30~40代ともなるとあまり認められませんよね。
社会人として、年齢相応に身に付けていなければならないことのひとつが、コミュケーション能力ではないでしょうか。
看護師は一人でできる仕事ではないので、知識や技術だけではなく、高いコミュケーション能力が求められていますよね。この能力も、「仕事ができる」と思われる重要な要素のひとつです。
・自分から積極的に挨拶し、できれば一言添える
・相手の目を見て、笑顔で挨拶をする
・初めて顔を合わす人には、「○○と申します。よろしくお願いします。」と名乗る
・常に口角を上げて、にこやかな表情を保つ
・世間話しでも、顔を向け、相槌を打ちながら興味深そうにきちんと話しを聞く
・些細なことでも、「ありがとうございます」と感謝する などを心がけてみましょう。
2.身だしなみで好感度をあげる
新しい職場で受け入れられ、良好な人間関係を築くために、外見はとても大切ではないでしょうか。
看護師としとの身だしなみで一番重要なことは「清潔感」ですよね。意外と目立つのが、手先と足先です。
看護学生の頃の初心に戻り、爪は短く切りましょう。
手や指の手入れは、感染予防の面からも求められていますし、自己管理能力の現れでもありますよね。
保湿クリームでこまめに手入れをし、洗い物の時は手袋をして洗剤に触れないよう普段から心がけましょう。
足先も目立つので、新しい職場には、新しいナースシューズを用意しましょう。
今はサンダルではなくて、つま先が保護されるシューズが主流です。
靴はサイズが合っていないと、「ペタンペタン」と足音が目立ってしまったり、歩き方や姿勢が悪くなったりします。
耳障りな足音は、看護師としてのプロ意識が無いと思われますし、好感度を下げる要素ですので、気を付けた方が良いですよ。
3.「新しい職場が好き」と自己暗示をかける
「他人と過去は変えられない」と、一度は何かで耳にしたことがありませんか?
転職するなら、自分の経歴はいったん捨て去り、まっさらな気持ちになりましょう。
前のやり方、前の職場での自分の立ち位置(役職など)・過去の栄光(偏差値の高い看護大卒であるなど)は忘れましょう。
「転職できること」、今の自分に「仕事があること」に感謝し、新しい職場を好きになる努力をしてみることが良いですよ。
転職先で、皆から好かれて、一緒に働きたいと思ってもらうためには、まずこちらから新しい職場を好きになることが大切ですよね。
「ここに採用してもらえて良かった」「みんな素敵な人達で良かった」「ここでずっと働かせてもらいたい」と意識していると、表情や態度も前向きになり、自然に笑顔になりますよね。
まとめ
職場の人間関係を良くする努力は、全部自分のためになること、自分の人生をより良くすることにつながりますよね。ぜひ前向きに取り組んでみてくださいね。