看護師が転職にハローワークを使ってはいけない5つの理由
全国各地にあるハローワークは失業保険を出してくれる組織なので何となく安心。
そのようなイメージだけで利用する人もいると思います。でも実はハローワークを使ってはいけない理由がたくさんあるんですよ。
<おすすめ記事セレクション>ハローワークの募集要綱はあてになりません
ハローワークは簡単にいうと公共の機関が運営している職業紹介所。実は公の機関だけに、国の雇用対策法で決まっている内容があります。それは、ハローワークの求人欄に年齢制限を書くことが出来ないこと。
ですので、ハローワークの募集欄に年齢は問わないと書かれているのに、実際は30代前半までの看護師しか採用しないということも良くありがち。
せっかく何時間もかけて自分に合う求人を探して応募しようと思ったのに、よくよく聞けば年齢的に採用は難しそうなんて聞くと、ほんとガッカリしてしまいますよね。
またハローワークの求人には週休2日制と書いてあったのに実際、面接に行って話を聞くと2週間ごとの週休2日だったなんていうこともありがち。
このように、ハローワークの求人欄に掲載してあることは当てにならないケースがざらにあるんです。
公の機関だけに次から紹介してもらえないとか、掲載してもらえないというペナルティーもないのでこのような曖昧な求人になってしまうんですよね。
ブラック病院を紹介されることもある!?
ハローワークでは、実際に働いた看護師の口コミや情報が集まってきません。しかも公共の機関なので求人側にかかる経費は一切なし。
完全無料なので求人を出す側の経営状態がいくら悪くても、求人が掲載出来てしまいます。
ですので、言わゆるブラック病院でもハローワークに難なく掲載されてしまうことになってしまいます。
これらブラック病院はハローワークで排除のしようがないので、それに運悪く当たってしまうとサービス残業が多くなるなど労働環境も悪くなりがちです。
看護師にとって不利な営業時間
ハローワークは公の機関なので、営業時間は平日の8時30分~17時15分のみ。
しかも応募するためには、必ずハローワークで紹介状を書いてもらわなければいけない取り決めがあるんです。
たとえ、ネットで求人情報を見ることは出来ても実際紹介状をもらうためには、平日のこの時間内にハローワークに出向かないといけません。
不規則な勤務が多い看護師にとっては、不利な営業時間と言えますよね。この点、民間の転職サイトは年中無休で24時間体勢のところも多いので安心です。
ハローワークは転職後のサポートがない
面接時には、残業がほとんどないと聞いていたのに、実際に勤務してみると残業が毎日3時間あったなんていうことがあったとします。
たとえ話が違うとハローワークに訴えたとしても、それを変えさせるようなことはしてくれません。あくまでもハローワークは紹介のみ。揉め事の仲介までは行っていないからなんです。
転職サイトから応募する場合、勤務開始前に必ず勤務条件が記載された労働契約書を交わします。そのため交わした事業所は条件を変えることなく雇うことが義務付けられる仕組み。もし交わした条件と違うときは、民間運営の転職サイトなら必ず抗議してくれます。
応募者が殺到しそうな優良求人はハローワークに頼まない!?
ハローワークの求人は全国各地から多くの人が閲覧するもの。
看護師の求人を出す側も、応募が殺到しても困るので申し込みが多くなりそうな条件の求人は、ハローワークではなく応募者をあらかじめ選んでもらえる転職サイトに依頼することが多いんです。病院や施設側も面接の時間と手間を省きたいですからね。
また、看護師が急に必要になったので今よりも良い条件の求人を出したいときも、ハローワークで求人を出すことを避ける傾向にあります。
ハローワークは誰でも簡単に閲覧できるので、今働いている看護師の目に留まる可能性があるからです。
最後に
看護師の転職においてハローワークを使ってはいけない理由を読んでみての感想はいかかでしたか?
転職にハローワークをつかってはいけない理由がたくさんあることがわかったと思います。逆に民間の転職サイトには民間企業ならではのノウハウや能力が数多くあります!
転職に成功したいなら、ハローワークではなく民間の転職サイトを利用することをおすすめします。